なんか、とくダネねたで申し訳ないなぁとは思いつつも、やっぱり気になる放送です。
とくダネ特捜部は主婦層を狙った目新しい最新ファッションを取り上げることが多いんですね。北極しろくま堂もそうでした。今回取り上げたのは「ハニーズ」。福島県発の注目ブランドなんだそうです。
ここの特徴は(1)商品開発サイクルが短いことと、(2)自分たちで流行を発信することを第一義と思ってないことです。
(1)についてですが、商品企画会議で決定した新商品は30日で店頭に並ぶことになります。生産は韓国や中国で行うことで原価を徹底的に抑え、平均単価は1千6百円!。顧客の感覚は「流行の洋服をそのシーズンだけ着ると考えれば、高いものは買わない」んだそうです。流行のサイクルが短くなっている今、顧客満足をきちんと押さえているなと思いました。
(2)は(1)と絡んでくることなのですが、自ら流行を発信するというのはかなりリスキーなことで、商品開発サイクルも長くなってしまう。そうすると販売チャンスを自らの手でなくしてしまうと。「今流行っているものを安価に」という考えなんですね。
2005年5月での決算で、売上高が298億6千万。粗利率が55%、経常利益率が13%で38億という数字が出ています。
やはり流行っている企業は特徴がはっきりしていると思いますね。
これからもとくダネは面白い取材をしていくんでしょう。注目していかなくてはいけないと思ってます。