制度が変わって、15日間で3企業を診断するということで7月の実務補習が終了しました。
受診企業は私の顧客です。実習生のみなさんにはちょっと大変でしたが、今日の診断報告会では社長さんをはじめ、診断先企業の経営幹部のみなさんからは好評を得たようで一安心です。
ただ、今年からの実務補習、大変です。なんでこんな風にしたんでしょうかねぇ。小委員会のメンバーはなにもわかっていないですね。「事件は会議室でおこってるんじゃない。現場でおこってるんだ」という有名なセリフがありますが、5日でどれだけのことができるか判ってないですよ。
日程については協会がそういう風に設定したんだと思いますが、連続した日程にしないと、メンバー構成によってはろくな診断ができないような気がします。今回の実務補習が成功した要因は
1)4人中3人が8日間コースを受講した経験があったこと
2)作業を私の事務所でやったこと
が大きいと思ってます。特に2)は受講生からは「助かりました」という言葉をもらってます。
実務補習の回数を3回にしても日程が短くなったんでは効果がないです。初めての診断実習であるからこそ、時間を掛けて診断方法などを会得すべきなんじゃないでしょうか。診断スキルをアップさせるには経験を増やすことが一番良いことというのはわかってます。でも5日間で報告書を作成して報告会までやっちゃうということは、いくつかの箇所を省略しないと完了できません。
東京では副指導員制度を活用したようですが、名古屋はどうするんでしょうねぇ。