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2006年08月 アーカイブ

2006年08月08日

一次試験 終了

 この土日の2日間は中小企業診断士の1次試験でした。
 私が受けたのが平成8年ですから、もう10年たってます。幸か不幸か私は1回でパスしましたので、それからは受けていないんですけどね。
 しかし暑かったですね。朝から30度はありましたから。名古屋会場は同朋高校と同朋大学を借りてましたので、同じ敷地内なんですが移動が入ります。この移動だけで汗が・・・(^^;。まあ、私が汗かきだからなんでしょうけどね。

 合格してからは、受けるほうから監督するほうに立場が変わりました。そしてここ3回は本部のお手伝いです。1日目は9時前から入り口に立って会場整理です。私は「校門指導」って言ってます。ここでの受験生の言動を見ていると、ちょっと面白いものが。
 1)貼り紙を無視する
  9時までは建物の中に入ることができないんで、玄関のところに「入れないよ〜」という紙を貼ってあるんです。でも何人かは入って来るんですねぇ。
 2)会場説明
  ほんの何人かだと思うんですが、受験番号と教室の振り分けが書いてある紙が貼ってあるにも関わらず、受験票を見せて教室を聞く人がいました。まあ、わからんでもないんですが。もう少し努力しましょうよ。
 3)スリッパ忘れた
  高校なので、土足厳禁です。これは受験心得に書いてあります。でも忘れる人いるんですよね(実は私も高校受験のときにそれやりました)。でもそれを私に言ってもなんともならないんですよ、自己責任ですからね。
 4)遅刻、遅刻寸前に入ってくる
  まあ、いろいろ理由はあるとは思いますが、受験心得には試験開始20分前には教室に入ることとかいてあるはずです。が、試験が始まる10時になって校庭を歩いている人います。まあ、いいんですけどね。

 誤解を恐れずに言うと、上に書いたことに該当する人は合格の確率が低くなるんじゃないかな?と思います。試験に対する心構えがなぁ・・・なんて思えちゃうんですよ。試験は年に1回しかありませんので、1年間勉強してきた成果をこの2日間で発揮するんですよね!?。
 例年と同じであれば、合格率は20%未満。名古屋地区では約1500名の申し込みがありましたから、300人くらいしか合格しないということになります。今年から科目合格制度ができたので変動するとは思いますが、意外と狭き門です。なるべく多くの人が2次試験にチャレンジできるといいなぁと思ってます。

2006年08月09日

キーボードのうるさい打鍵音を静かに???

 ITmediaの記事なんですが、新しいアイデアがあるのかと思って読んでみたら・・・、とんでも記事でした(^^;。

 キーボードカバーを被せて入力???、んなバカな。
 私は高専の1年生のときにタイプライターの授業があったので、もう30年以上キーボードを触っていることになります。ですから、キーを打つときにストロークがきちんとないと入力した気になりません。また、機械式から入りましたから一定の重さもないとだめなんです。
 確かに音は静かになるかも知れません・・・、が入力ミスも増えるような気がするんですけど。記事には
>キータッチはカバーを被せることで多少なりとも変わってしまうが、
>キーボード本体をまるごと買い換えるよりはリスクも低く、投資額も
>少なくて済む。本来の目的である防塵防滴も含めてメリットが多い
>ので、ぜひお試しあれ。
とあります。多少じゃないっての!!

 昔仕事で使っていた、IBMのキーボード、打ちやすかったなぁ。もうあのようなキーボードは出てこないでしょうね。なんせ高かったですからねぇ。今キーボードは、5千円もしないようなものがショップに行けばあるんですが、あれはチャチ過ぎ。PC本体に付属しているのもコスト低減ということで、ショップで売っているのよりはましにせよ、昔に比べるとよくないですね。

 2万円までは出していいから、5550で使ってたキーボード、売ってくれませんかねぇ、IBMさん!?

2006年08月11日

更新研修

 診断協会愛知県支部での第五回理論政策研修が今日ありました。今までは4回だったので受講人数も200人近くいたんですが、今年から6回になり人数も90名弱。

 たまたまなのか、実習同期の3人が集まりました。いや〜、N君半年ぶりですね。あと2人集まればよかったんですが、まあ全員集まることは難しいでしょうねぇ。

 それと、隣に座ってた人と話をしたら、なんと兵庫県支部からいらっしゃったとのことで、KEIさんやkeroさんをよく知っているとのこと。いや〜、診断士の世界は本当に狭いですね(^^)。

 昨年に引き続き、今年も1コマだけですが講師をやってきました。ここでちょっとあわてたことがありました。持っていったPC、立ち上がりが遅くてpowerpointがうまく起動しない!。なんとか時間前にはきちんとなりましたが、ちょっと焦りました。
 ともあれ、終わったので、よしにしましょう(笑)。

2006年08月21日

大連に行って来ました

 先週17日から19日、中国は大連に行って来ました。
 実は大連はこれで4回目の訪問です。最初の2回はツアーで、3回目は自分でチケットを手配したんですが、4人を引き連れてでした。今回はエアーもホテルも自分で確保して、ルートも自分で設定しました。

 お客様であるA社のS社長、その取引先の方と私の3人という、これまた変な組み合わせでしたが、自分自身ではかなり満足したツアーでした。そのなかでも一番印象深かったのが、開発区。大連駅から開発区まではタクシーを使わず、電車での移動です。いつか乗りたいと思っていたので、それが叶い嬉しかったんですよ(別に鉄っちゃんという訳ではないんですが)。
 中国の列車というとなんとなく古くさいイメージがあるんですが、この電車は違います。通勤列車風の、軽快なイメージですね。

 写真をかなり撮ったつもりだったんですが、意外に少なかったです。それとやっぱり写真があまりきれいじゃないですね。一眼レフ持っていけばよかったなぁ。でもあれけっこう荷物になるんで・・・(^^;。
 でも、重さよりもきれいさですね。今度は持っていこうっと。

2006年08月22日

大連に行って来ました(2)

 昨日の続きなんですが、2日目だけは現地のガイドをお願いしました。私の中国語能力では会話が続きません。現地の日本語学校に通う女性にガイド兼通訳をお願いしました。
 このときは楽でしたねぇ(^^)。私の能力ではホテル内でも通じるかどうかというところです。現地の人、特にタクシーの運転手や料理屋での注文するときなどはもうパニックに近いです。
 まず、こちらの言っている言葉がわからないらしく、それに対してなにか返事をしてくるのですが、それがこっちにとってわからない(^^;。これの繰り返しです。紙を使えばいいんでしょうけどね。こっちも意地になってるもんだから、そこまで頭が回らないんですよ。
 そういうストレスがなくなりますからね、通訳がつくと。

 で、今回は日本人が運営しているサークル?から依頼しました。ビジネスという意識がないようで、不手際もあったのですが、評価としてはまあまあというところです。
 診断士としてはもっといろんなアドバイスをしたいところではありますが、まあ、お節介にもなるので何も言いませんでしたけどね。

 写真は開発区に向かう大連駅にあった看板です。この写真をみるとわかりますが、開発区までは7駅ですね。駅という字が 立占 という文字になってます。この元の文字って何なんでしょうかね??。

2006年08月24日

大連に行ってきました(3)

 大連で一番感じたことは、日本の湿度はものすごいんだなということです。
 最高気温は日本とそれほど変わらないのですが、湿度はまったく違います。日差しは暑くても、風が吹くか日陰に入れば涼しいんですよ、大連は。

 で、写真は開発区にある東山公園の頂上でのスナップ。なんかよくわかりませんが、UFOみたいな建物があり、この中には喫茶店らしきものがあるとのこと。中国のモニュメントや建物のコンセプトって・・・(^^;。

2006年08月25日

シュレッダー

 2・3日前の話ですが、幼児がシュレッダーに手を挟まれて指を切断されたというニュースが流れました。最初聞いたときには、親の責任のほうが大きいんじゃないか??とも思ったのですが、いろいろあるみたいですね。

 第1に、安全基準がなかったということ。
 シュレッダーは文具として扱われているようで、文具業界としての安全基準ができていなかった。
 第2に、家庭用・業務用の区別が曖昧だったこと。
 安全基準の中に含まれるのかもとは思いますが、メーカーによってその区別がまったく異なっているようです。

 この2点を見ると、メーカー側の「製造物責任」は否定できませんね。朝の情報番組でみのもんた氏が「歯が見えない構造になっていて、どれだけ危険なものなのかがわからなくなっている」との指摘がありました。私もこの意見に一理ありだなと思います。デザイン的には機械部分を見えなくして、見栄えがいいものにするというのもわかりますが、幼児が見てなんか「怖い」と思わせるのも危険回避手段の1つであると。
 しかしながら、すべての責任をメーカーに求めるのもおかしいんじゃないか?とも思っています。親御さんが子供に「これは危ないから触っちゃだめ!」と言い聞かせることも必要なんじゃないかと。また、子供が簡単に近づくことができるところに置いてあるというのもねぇ。
 自宅兼事務所に置いてあるシュレッダーで、事故が起こったという例もあるようで、仕事場には入らない、何も触らないというしつけをきちんとしておけば、事故が発生する確率が僅かながらでも減ったのではないかな?とも思います。

 とはいえ、メーカーサイドとしてはそんなことを一言たりとも話してはいけないことですね。すぐに考えられる安全対策としては
 1)子供の指が入りにくい構造にする
 2)想定以上の負荷がかかったら、直ちにストップするようにする
くらいでしょうか!?。
 業務用として、オフィスにおくことを前提にしているならいざ知らず、家庭用と銘打って販売するのであれば、もっと慎重に設計しなくてはいけないのは重々承知しています。今の世の中、想定外のことがいつ起きても不思議ではないということを設計者は常に意識していないといけない時代になっています。
 なんだかなぁ・・・・・・(^^;

2006年08月28日

1冊1600万円のパスポート!

 読売新聞のwebページにこんな記事がありました。
 「外務省は、インターネットを通じて旅券(パスポート)の申請ができる「旅券電子申請システム」を年内に廃止する。」んだそうです。
 記事は続きます。
>>政府は各種手続きの利便性を高めようと、インターネットで申請が
>>できる電子政府構想を推進しているが、「コスト高」には勝てなかっ
>>た形だ。
 システムが導入された県が12県、発行件数が2年で133件、維持経費は2年で21億なんだそうです。システム構築にいくらかかったかは記事にはないのですが、維持経費以上の金額が掛かっているんでしょうねぇ(^^;。
 通常のパスポート発行手続きは、写真と戸籍謄本を持って県の窓口に出向き、書類を提出、数日後に本人が取りに行くわけですが、利用者が少ないということは、これよりも面倒な手続きを踏まないともらえないということになります。

 誰がこのシステムの要求仕様を作ったんでしょうか??。想像するに、いままでの手順を見直すことなく、単に「電子申請」するだけにしたんじゃないでしょうか。システム構築をする際は、必ず「業務の見直し」をしないとまともなシステムにならないはずです。
 形だけ電子申請できるようにしてもまったく意味がありません。ましてやその経費がすべて私たちの税金で賄われているんですから、「利便性」をもっと考えてシステム構築しなくてはねぇ。

 今、私の顧問税理士である井上先生が税務申告の電子化で全国を飛び回っています。一度先生と、電子申告について話をしたことがあるのですが、そのときには
 ・国家公務員は究極のサービス業であることを認識すべき
 ・国家公務員自ら電子申告すべき
ということで話がまとまりました。今回の記事も上の2点がきっちり当てはまるんじゃないでしょうか。

 私たちの税金から何十億、何百億無駄遣いされてはたまりません。私たちはもっと税金の使い道を注意していかなくてはいけないことを再認識させてくれた記事だと思います。

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