23日読売新聞の朝刊で「クローン携帯の不正使用をドコモが確認した」と報道されましたが、NTTドコモはこの報道を否定しました。ドコモの発表によれば、国際ローミングでの誤接続・誤確認によって不正な課金が発生したとのこと。
クローン携帯の存在はかなり前から取り沙汰されていました。03年11月には初提訴されています。この裁判結果は不明ですが、ユーザ側としてはその存在を否定していません。
同じ電話番号に書き換えることはそれほど難しくないようです。携帯の中にあるEEPROMを書き換えられるようです。システムとして同一番号端末を認識できると携帯会社は言っています。また携帯電話には電話番号以外に端末を識別するIDがあるとのことで、このIDを複製することは技術的に不可能であるとしています。
存在を否定するというのは「悪魔の証明」であり、不可能です。存在を肯定するのはクローン携帯を1台でも見つければいいのです。ということはユーザ側にその存在の証明を行う必要があります。
このままクローン携帯が見つからなければ、携帯キャリアの勝ち。もし1台でも見つかればユーザの勝ちになります。
とはいえ、今回のケースは再発しないとは言い切れません。ユーザである私たちは請求書をきちんと調べるしかないんでしょうね。
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あっ、昨日書いたTOICAですが、入手できませんでした。名古屋に出掛けるときにJRを使わなかったものですから。いつ入手できるんでしょうねぇ。