7日の記事なんですが、「NTTドコモの携帯電話でバッテリーに異常発熱や破裂の恐れ──回収・交換を実施」という報道がありました。リードを見たときには「あれ!?、またソニー??」とも思ったのですが、「回収の電池は三洋子会社製、工程に問題」ということで、ちょっと邪推だったなと。
この会社は三洋電機とユアサインダストリーが共同出資したものということで、「おぉ、あのユアサ電池かぁ」と。GSバッテリで有名な会社ですね。新幹線で大阪に向かっていくと工場が見えます。
ITMediaの記事によると「三洋電機の連結業績に与える影響は「現在精査中」としている」とのことで、三洋電機は大変ですね。今年の業績はぼろぼろになりそうな雰囲気です。来年からプロ野球のオールスターゲームのスポンサーから撤退ですし。
今年はソニーが全世界レベルでバッテリの回収をすることになったことは記憶に新しいところです。この回収で大きく利益を減少させています。ということはこの子会社も下手をすると赤字になるかも知れません。「注意一秒怪我一生」というのは交通標語なんですが、企業経営にも当てはまるようです。