1年の世相を表す「今年の漢字」に「命」が選ばれたとの記事が新聞にありました。確かに今年は生まれくる人、亡くなる人、いろんな報道があって「命」という文字が今年の世相を端的に表しているなと実感します。特に自殺については過去に取り上げました。
この自殺に関しては、識者の一部ではマスコミの報道もよくないと主張しています。なんでもWHOでは自殺報道についての基準が設定されているとのことで、日本のマスコミはこの基準を逸脱しすぎているらしい。確かに、いじめ・自殺の報道に関してはかなりセンセーショナルな扱いをしていますしね。
話を戻して、この企画は日本漢字能力検定協会が主催しているんですね。読売新聞の写真にもしっかり写っています。記事によると
>>過去最多の9万2509票が集まり、「命」は8363票だった。
とあります。
じゃあ私だとどの漢字を出してくるか!?と言われると、困ってしまいます。今年ですよねぇ・・・、「忙」か「独」でしょうか?。この漢字はここ2・3年ず〜っと感じているものなんですけどね。意外と一文字と言われると難しい。2文字だとかなり拡がるのだけれど、1文字ですからね。
とはいえ、このように表意文字を使っている中国や日本というのは素晴らしいと感じます。韓国は漢字を使用しない方向に向かっていますので、そういう意味ではもったいないですね。
なかでも日本語は曖昧な言語ではあるのですが、曖昧であるが故に、同意語・類義語が多く表現が豊かであると言えます。この日本語、大切にしていきたいですよね。