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関西テレビのあるある大事典IIの「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」(1月7日放送)で納豆がダイエット効果があると放送したのですが、実はその結果は架空のもので、アメリカの研究者がコメントしたものはねつ造だったことのこと(IZAニュース)。
私は納豆が嫌いな人なので、まったく影響なかったのですが、この番組を見て納豆を買いに走った人がたくさんでたようですね。それが20日に関西テレビがお詫びのページを作成し、データ捏造や嘘のコメントを流したことを発表しました。
IZAの記事によると「12日に一部の報道機関から取材があり」と書かれています。これってどこなんでしょうね!?。もともとこの「あるある大事典」とか「おもいっきりテレビ」は医者泣かせの番組だったとの話もありますから、「おいおいおい」と突っ込んだんでしょうか!?。
この手の番組は眉唾ものであるというのはいろんなwebページで書かれています。大西さんのページからリンクされている「ポチは見た」というページにはマスコミの情報操作?についていくつか書かれています。内容としては「さもありなん」と思えるものばかり。
以前から新聞は1紙だけでなく、複数紙読まないとダメだと言われてました。1つの出来事について、複数の見方があるということですね。また、朝日や毎日は左寄り、産経は右寄りとも言われています。記事を書く記者の先入観というか、予断が論調を作る場合がかなりあると思われます。以前にも書きましたが、取材に1時間以上掛けても、掲載される文字は数行ということもよくあることらしい。まあ紙面というのは物理的な大きさがあるわけですから、文字を削ることはある程度仕方がないことですが、その骨子がゆがむようになってしまってはね。
これが広告の世界になるとどうなるか。あまりにもひどい誇大広告は罰せられます。またサプリメントなどは薬事法などで表現方法が制限されています。でもほとんどの広告は、商品のいいところは前面に出ても、悪いところ・デメリットなどは書かないか、書いてあっても細かな文字でさらっと流しています。
結果として、マスコミは「情報操作をする」という前提のもとに番組を見る・聞くことをしないといけないということになりますね。インターネットの世界でも同じです。最近ではブログにも一見広告ではないように見えて、メーカーからの依頼で宣伝記事を書いているのもあります。この情報過多の時代、「嘘を見抜く」力が本当に重要になっているんだと実感させられる事件です。
逆にメーカー・販売店にとって、正直に情報公開することが、顧客を引きつける源泉であるということを肝に銘ずる必要があるということですね。