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IZAのニュースを見ていたら『「止めてみろ」給食費未納、親のモラル低下深刻』という記事を見つけました。一部を引用しますね。
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平成17年度の1年だけで総額22億円の未納が明らかになった学校給食費。高知県の小中学校の全児童・生徒(約5万人)の給食費1年分にあたり、事態は深刻だ。全国調査は、未納者への対応に苦慮する声が相次いだことから実施されたものだが、「まさかここまで…」と絶句する教職員も。「払いたくないから払わない」。社会人としてのモラルに欠ける親たちへの対策はあるのか。
「ブランド品で着飾った母親が集金袋にお金を入れない。子供が教室で泣いている」「高級外車を乗り回したり、携帯電話代を何万円も払っているのに、給食費は払わない親がいる」。最近の教育現場で、実際にあった報告だ。
「頼んでない」「(給食を)止められるものなら止めてみろ」。督促に“逆ギレ”するケースもある。悪質なケースについて同省は「法的措置を講じた事例を参考としつつ対応する」としている。今回の調査の結果、強制執行などの法的措置を実施した学校は281校もあり、厳しい対応は今後も増えそうだ。
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まあ、呆れてものも言えません。こんな親には「法的措置」を取るべきです。一体何を考えて生きているんでしょうか。食べられることに感謝する気持ちがあるからこそ「いただきます」「ごちそうさま」という言葉があるというのに。
学校給食の歴史は「こちら小学校の給食室」の「学校給食の歴史・日本編」に詳しくありますが、明治時代から続いているものです。特に戦後の食糧難の時代においては、学校給食というのは当時の児童にとって本当に大切なものだったようですね。
かと思うと、産経新聞に『日本のかまど、世界へ アフリカや中南米「腰が楽」』という記事があります。にほんのかまどがアフリカや中南米で活躍しているそうなんですね。私の小さい頃(昭和30年代)は、私の家にもかまどがありました。また母の祖父の家にもかまどがあり、年末の餅つきには必ずこのかまどを使って餅米を蒸していました。かまどを利用することが結果的に乳幼児の死亡率まで引き下げたなんてことを読むと、なんか嬉しくなってきます。
昔の人の知恵が今世界の台所で活躍しているなんて、本当にすごいなと思います。給食費を払わない親には、こういうところで生活させて「食べるための苦労」を教え込まないといけないのかと思いました。
アフリカや中南米でかまどが活躍している一方で、かまどを使わなくなった日本っでは給食費の未払い。豊かになりすぎて傲慢になってしまったということなのでしょうか?。