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日経web版に「パソコン国内出荷、4年ぶり減・ビスタで買い控え」という記事がありました。本当にそうなんでしょうか!?。同じような疑問を持っている人もいらっしゃいます。先日のブログで紹介した大西さんのページにありました。買い控えの原因が vista のリリースとは思えないんですけど。日経の記事には「ただ、パソコンの販売低迷には、買い替えを促す革新的な機能が久しく登場していないことなども指摘されている。」とあります。私としてはそっちのほうが大きく影響していると思えるのですが。
日本人は比較的新しい物好きではあるのですが、かつて windows95 の発売当時のようなフィーバーが起こるとは思えない。なんでかというと
1)windows3.1 -> windows95 のような画期的な変化(バージョンアップ)ではないこと。
2)microsoft の製品は初期バージョンを入手すると、かなりの確率でトラブルに見舞われるということを、消費者が認識しているのではないかということ
ということを感じているからです。
特に2)は企業においては業務に差し支えがでるようなトラブルが出る可能性もあることを考えれば、おいそれと Vista に乗り換えるとは思えません。まともな管理者がいる企業ならば、sp(サービスパック)が出た後でないと購入しないと思います。いままでの windows って、まず間違いなしにspが出る前のバージョンは致命的なバグが存在していましたからね。NT4.0なんかsp6まで行きましたからねぇ・・・。
この買い控え、個人向けが20%も落ち込んだとのこと。日経マネー&マーケットの記事を読めば、Vista の発売時期の遅延が原因ではないことがわかります。今の若い人たち(う〜〜ん、こういう書き方すると自分が若くないことを実感するなぁ)はパソコンよりも携帯電話なんですよね。Vista に期待をしすぎると足下を掬われることにもなりかねないと思うのは私だけでしょうか!?