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今日は愛知県知事選挙の投票日ってことで、午後3時頃行ってきました。投票所にはほとんど人がいなかったのですが、これは中途半端な時間だったからでしょうね。
前回の投票率は38.91%だそうで、有権者の6割以上も投票していなかったってことですね。まあ前回は政党相乗りでしたから、争点もなかったこともあったと思います。
では今回の投票率はどのくらいになるんでしょうか。自民党、民主党、共産党の3党が独自候補(自民は現職なんですが)ですから、争点も明確になり投票率がぐっと上がる・・・なんてことはなさそうです。
自民党と民主党の候補の違いがわからない。また方や元一宮市長でもう一方は犬山市長。源流は一緒なんじゃないかと思えて仕方がないですね。宮崎みたいなダークホースがいない限りは投票率が上がらないような気がします。今回の知事選もそうですが、自民と民主の主張していることの「違い」が見えないことが大問題なんじゃないでしょうか。こうなるとどっちに投票しても同じなんじゃないかと思えてしまうんですね。
とはいえ、投票率が低いというのは問題ですよね。自分自身の一票だけを考えてみるとそれほど大きな影響力を及ぼすとは思えないですが、それが集まると大きな影響力になるはずです。
投票したい人がいないから投票しない・・・という考え方もあるのでしょうが、私はそれでも投票所に行くべきだと思います。投票したい人がいないのであれば、白票でもいい。与えられた権利を行使しないということが一番いけないことであると思うのです。
今の政治は、単純に保守と革新と分けることが難しい状況です。自民党と民主党の違いって何なんでしょう。民主党の一部はそのまま自民党の意見と同じということも多々あります。逆もしかり。単純に名前が違うだけなんじゃないかと。
革新というのは現状を打破し、新しいことを行うということだと思っていたのですが、日本の政治においてはそうでないようです。
企業においては「経営革新」していかないと企業が存続できないです。だから必死になって企業は変わっていこうとする。それが「ゴーイングコンサーン」の源泉であるわけです。ところが政治だけはこの変化を嫌っているように思えて仕方がない。まあ一番変化を嫌っているのは官僚ですから、官僚を押さえることができていないとも言えるんですけどね。
政治に、政治家に、首長に対してものを言う最初の一歩が選挙に行くことだと思います。是非、たくさんの人が投票に行ってくれることを期待しつつ。