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SWFBLOGでこんな記事を見つけました。タイトルは「毎月11日は「列に並ぶ日」北京マナー向上計画」」。日本から見ると信じられないニュースなんですが、数少ない訪中経験のなかでも中国人のマナーの悪さは感じています。まあ、マナーという概念がないとも言えるのかと思いますね。
「衣食足りて礼節を知る」ということわざがあります。これをググってみたらみらいぽーとというサイトに説明がありました。
----------- 引用開始 -----------
----------- 引用終了 -----------
(意味)生活に余裕ができて初めて礼儀や節度をわきまえられるようになる
出典:管子[原文] 倉廩 ( そうりん ) 実ちて 則 ( すなわ ) ち礼節を知り、衣食足りて則ち 栄辱 ( えいじょく ) を知る。
(米蔵がいっぱいになると人ははじめて礼儀道徳に関心を持って、わきまえるようになるし、衣食が十分に足りて生活が安定すれば、名誉とか恥辱というものをわきまえ重んずるようになる。)
春秋時代、斉の 桓公 ( かんこう ) を覇者たらしめた宰相 管仲 ( かんちゅう ) の言葉です。
管鮑 ( かんぽう ) の交わりを結んだ 鮑叔牙 ( ほうしゅくが ) の推挙で宰相となった彼は、治世の手段として富国強兵を説いており、その著書「 管子 ( かんし ) 」で上記のとおり述べています。
とあります。
文化大革命でそれまでの歴史観などが吹っ飛んでしまったのかな?。
上海では「合言葉は可愛い上海人「中国上海のマナー大改革」」ということをやっているようです。小さいときの教育が大切なんですが、2010年の万博には間に合わないような・・・。
日本でも「恥」を知る人が少なくなってきたような気もします。また人を思いやるよりは、自分がよければ良いと思う人も増えてきたと思います。もう一度上の言葉「衣食足りて礼節を知る」を考えなければならないのかな?。なんか寂しい話です。