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ITMediaに試験についての2つの記事がありました。一つはMSの認定プログラム、もう一つは情報処理試験についてです。
MSのほうは office のスキルをはかるもので、Microsoft Office Specialist に追加されるようですね。もともとは MOUS(Microsoft Office User Specialist)と言ってたものを名称変更したものです。オフィスのスキルをはかるもの。Office 関連ではもう一つMOT(Microsoft Official Trainer)もありますね。こっちは講師用の資格です。どちらも Office のバージョンごとに資格があるので、完全取得は大変です。1回の試験で1万円以上しますしね。学生には大変厳しい金額です。
今度追加されたものはMicrosoft Certified Application SpecialistとMicrosoft Certified Application Professionalの2種類のようです。
情報処理技術者試験は経済産業省認定資格で、もう情報処理を仕事にする人には有名な資格ですね。歴史は古く1969年から開始されています。私の知っている範囲では、当初1種、2種と監査の3つくらいだったような記憶があります。でも今は14種類あり、この春に抜本的な改正をするようです。どうも法律や英語も入れるらしいですね。
この二つの試験、どっちを取得するほうがいいんでしょうか?。両方取得できればそれに越したことはないのかもしれません。でもどちらにも良いところ・悪いところがありますから、判断は難しいところです。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のページに「いる資格、いらない資格」というページがあって、日経BP IT Pro へのリンクがあります。そこを見てみると、営業に取らせたい資格として初級シスアドが一番人気です。ここにはベンダー資格はあまり評価されていません。とはいえ、ここのアンケートの対象はソリューションプロバイダつまりソフト開発をやっている会社ですから、一般の会社とは違うのかも知れません。
ベンダー試験、特にMSの試験は派遣社員には評価が高いようです。ヘルプデスクなどの業務を派遣社員にやらせることが多いですしね。この資格を持っているということはExcel や word が使えることを明示していることになりますから。情報処理試験、特にプログラマーよりの資格よりは評価が高いと思います。
私が専門学校で資格の話をするときに「資格を持っている=仕事が出来るということではない」と言っています。資格を取った=取るための努力をしたということなんです。人を採用するときの目安でしかないと思うべきと言っています。取った後が大事なんですね。
ただ、私の年代になると勉強してもそれを記憶することがだんだん難しくなっています。でも頑張ってトライしないとね。