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今日も朝から外回りで、帰ってきたら午後10時。豊明〜名古屋〜一宮と回ってきました。車での移動距離は160Kmちょっとということで、営業で走り回っている人よりは少ないのですが、それでも大変です。
でブログのネタになりそうなものは・・・と探していたら、日経トレンディに「工場野菜の真実」という記事が。
記事によると「雑菌が入らないように徹底管理された空間で、養液と人工光を使いながら栽培」とありますので、本当に工場そのものですね。こういうのはスタートレックなどのSFドラマなどでしか見たことなかったのですが、これも時代の流れなんでしょうか。露地もの野菜はここ数年の天候不順によって、販売数量を確保できなかったり、逆に余らせてしまい廃棄処分になったりと大変なことになっています。ところが工場で生産すると、天気に左右されずに一定数量が生産できますから、作る側・売る側としては安定供給・安定収入が確保できるということになりますね。
とはいえ、設備投資やなにやらで、原価が若干高めになるのは仕方なく、露地物に比べて割高になることも多いそうです。
ここ数年、日本では異常気象ぎみですから、レストランなど大量に食材を確保しなくてはいけない業種では工場野菜を歓迎すると思われますね。記事ではオリエンタルランドが植物工場を建設するとあります。
でもねぇ、食物には「旬」というものがあります。食べて一番おいしいと感じる時期ですね。日本は四季があることで、この「旬」を味わうことができます。今でも世界中から輸入しているために旬を感じることが少なくなってきているのに、工場生産だとこの旬を感じることができなくなるのではないかと不安になります。
また、「野菜独特のアクや青臭さ、“えぐみ”などが少ない」ということですので、野菜本来の味がなくなっていくようにも思えます。
食糧自給率がかなり低い日本ですから、こういう流れは止められないと思います。がなんだか風情がなくなるようで、ちょっと寂しい気分です(といっても外食が多い私は恩恵を受ける側なんでしょうが)。