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日本は新暦で正月を祝いますが、中国は旧暦で祝います。日本で言う旧正月、中国では春節ですね。大量の爆竹をならして祝うことはテレビなどでもよく報道されているので知っている人も多いと思います。この時期は、日本と同じく生まれ故郷に帰る人が多く民族大移動に近いとも言われます。先週、チャイナクラブに行ったら、ホステスの数が少ない。聞くと中国に帰っている。なんでかというと「旧正月」を故郷で祝うためなんですね。
たまたまサーチナの記事を見ていたら、正月5日目には餃子を食べる風習があるとのこと。「北京:餃子販売コーナーに客殺到、レストラン満席」という記事です。餃子といっても日本で言う焼き餃子ではありません。中国では餃子といえば水餃子なんです。
記事には「中国北部では正月(春節)5日目に水餃子を食べる習慣「破五」がある」とありますので、日本の七草がゆみたいなもんでしょうか!?。こういう風習があるとは知りませんでした。
日本の焼き餃子は「鍋貼(Guotie)」と呼ばれるらしいです。餃子の王将に行って餃子を注文すると「イーガコーテル」という声が聞こえます。イーガは1個という意味で、コーテルはこの鍋貼がなまった??ものとも言われています。
中国で食べる水餃子は本当に美味しいです。大連でも天津でも食べましたが、焼き餃子と違った美味しさです。私は特に海鮮餃子が好き。ただ、たれがちょっと酸っぱいのが玉に瑕なんですが。
記事によると、レストランでは普段の3〜4倍、スーパーマーケットでは10倍以上の餃子が売れたとのこと。日本の七草がゆの風習は廃れつつありますが、中国の「破五」は庶民の中にしっかり根付いているようです。