人気blogランキングへ ←クリックプリーズ
ITMediaに「YouTubeにBBCチャンネル登場」という記事が出ました。記事のリードには「CBSとの提携交渉は決裂したGoogleが、BBCとの提携を発表。BBCのニュースや人気番組の短縮版などを配信するチャンネルが設置された。」とあります。
私としては、このBBCの戦略面白いと思います。新しいメディアである Youtube を代表するネットメディアとどう付き合っていくかというひとつの方向を示したのではないかと。
記事ではBBCのコメントとして「BBCは、YouTubeとの提携が「英国の優れたコンテンツを、世界中の新しい視聴者に配信する」という戦略の一部となると説明。新しい収益機会を得ることで、番組制作への投資にもつながると期待している。」とあります。
基本的にネットメディアを否定し、無視するもしくは敵対することは意味がないのではないかと思ってます。ネットメディアの存在を認めた上で共存もしくは競争することが重要なのではないかと思います。別に自分のところでそういうサービスを始めてもいいんです。
ここで日本独自の問題が浮かび上がってきますね。映像・画像の権利関係が非常に複雑になっていること。これが解決しないとテレビ局がネットをうまく利用することができません。でも、それを理由になにもしないのが一番よくないことですね。
それと、今のネット系列も問題になってくると思います。キー局からの配信を流しているだけのローカル局は、死活問題になるのかも知れません。ひょっとしたら、ローカル局が製作した番組が、エリアを越えて視聴者から支持される可能性もあるわけです。
とにかく、このBBCの動きには注目していければと思います。でもなぁ、このクリップ、全部英語なんで・・・内容がさっぱりわからないんです。これだけはなんとかならないもんですかねぇ。