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一昨日のエントリを書いていたとき、「そんなバカな!?」という記事を目にしました。『「宿題提出しなければ留年」で女子学生が自殺 通告の准教授を免職』なんですが、内容を読んでみると多少准教授も落ち度はあるが自殺まで思い詰めるのか?と思いました。単純にIZAの記事だけを読むと「最近の学生は・・・」と判断してしまいます。
ところが、IZAの記事のページの下の方にIZAブログのエントリがあって気になるブログエントリを見つけました。「英語が上手くなりたいと願う普通人のつぶやき」の『補足記事:高崎経済大で自殺4件 18年夏から』を読むと、この准教授にかなりの責任があるように読めます。
どっちが正しいんでしょうか?。そこでgoogleで「高崎経済大学 准教授」を検索してみると、こういう結果が出ました。その中にある読売新聞を開いてみます。『「留年通告」ゼミ生自殺』という記事です。この記事を読むと、この准教授ってひどいやつです。教育者の風上にも置けないです。
IZAの記事には
--------- 引用開始 ---------
准教授や同級生らから事情を聴いていた同大調査委員会は「自殺の一要因に准教授の留年通告がある」と断定。「宿題を提出しなければ留年というのは強圧的で教育としてまともなものとは言えない。女子学生の両親に対する謝罪もなく、教師としての適格性に問題がある」としている。--------- 引用終了 ---------
とありますが、これだけでは准教授の言動が自殺に追いやったのかが判りづらいと思います。
以前著作権の問題で、ピアノ生演奏の店がJASRACから訴えられたこと(JASRAC と著作権)を書きました。ネットでいろいろ調べてみると店の経営者が悪いことが判りました。が新聞記事だけを読むとJASRACが悪者のように読めてしまいます(まあ、日頃の言動を見ているとJASRACが正しいとは思えないことが多いんですが)。
「だから今時の大学生は・・・」とか「今の○○○は・・・」と簡単に判断せずに、ちょっと調べてみることが必要なんだと実感した新聞(ネット)記事でした。