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先週末、痛いニュースに『“若者、車離れ” 日本国内で車売れない…トヨタ、本気でアイデア募集』というものを見つけました。で元記事を見てみると、J−CASTニュースに『国内で車売れない危機打開策 トヨタ本気でアイデア募集』という記事が。
痛いニュースを見たとき「嘘でしょ!?」と思ったのですが、ニュースソースが明確になってますから、真っ赤な嘘ではないんでしょう。とはいえ、J−CASTニュースの信用性はどのくらい・・・なんて言い出したら、今のマスコミの信憑性がた落ちですから・・・(^^;。
記事には
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トヨタは06年、看板車種の「カローラ」を6年ぶりに全面改良し、高級ブランド「レクサス」に中核車種と位置付ける「LS460」を満を持して投入した。車としての完成度の高さについての評判は高く、反応は良好だが、新型車や新モデルが消費者の興味をかきたてて市場全体をけん引するほどの爆発的な勢いは感じられない。「日本経済の回復が続く中で、潜在的な買換え需要は大きいのに、自動車市場はどうして盛り上がらないのか?」と、トヨタの関係者も首をかしげる。-------- 引用終了 --------
とありました。これ本当に関係者の声なんでしょうか???。もしそうなら、ここで引用した「痛いニュース」や「J−CASTニュース」のコメントを読んでほしいものです。
でもさすがにトヨタ。記事にはマーケティングとして
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対策チームは、自動車という商品の枠内だけで解答は出さず、地域や社会全体の問題の中で消費を喚起する自動車を改めて模索している。携帯電話などの情報関連の支出が増えた若者の「車離れ」や、少子化による若年人口の減少による市場構造の変化を深刻に受け止め、車が売れなくなった構造要因に真剣に目を向けざるを得ない。地域ごとの特性や家庭の年代構成、消費者の行動なども踏まえて自動車市場全体を抜本的に洗い直そうというものだ。-------- 引用終了 --------
ということをするそうです。これに加えて、可処分所得の変動をチェックしてほしいんですけどね。今の時代、大都市圏の中心部でない限り、車は必需品です。それでも売上が伸びないということは、所得が増えることが想像できないことが買い控えの大きなファクターなんじゃないかと思うのですが。
そういう意味では、J−CASTニュースのコメントに
『フォード翁の至言、松下翁の至言。「労働者は、消費者である」これを思い起こすのが第1。』というのがありました。私の言いたいことを端的に表していると思います。
私の知り合いにトヨタに勤めている人が何人かいますので、この記事についてどう思っているのか聞いてみたいところです。