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2007年07月 アーカイブ

2007年07月01日

本質のところでは正しいんですが

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 また閣僚の失言!?と思わせる発言が、防衛省大臣の久間章生氏から発せられました。痛いニュースでは、『久間防衛相 「原爆投下…あれで戦争が終わったと頭で整理し、しょうがないなと思っている」』と取り上げています。このコメントを見ると、かなりの人が批判的ですね。
 新聞各社は
  朝日 久間防衛相、講演で「原爆投下、しょうがない」
  毎日 久間防衛相:原爆投下に関し「しょうがない」の発言
  産経 防衛相「原爆投下はしょうがない」 大学の講演で
  IZA 防衛相「原爆是認と取られ残念」 野党一斉反発
  読売 原爆で終戦早まる、「しょうがないな」と久間防衛相
  日経 久間防衛相、米国の「原爆投下しょうがない」
となっています。
 実は昨日の夜に氏の釈明会見を見てまして、「解釈としては間違っていないんだけど、現役大臣がそれを言っちゃあダメだよなぁ」と思いました。とはいえ、マスコミの格好の餌食だろうなぁとも思ったのですが、案の定ですね。それに加えて意外と右翼的思想を書いているブログでも批判的です。もっと弁護する論調になるかと思っていたんですが。

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2007年07月02日

アイホン!?iPhone!

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 先日(29日)にアメリカでiPhoneが発売されました。CNETではかなりの記事が紹介されています。『早速登場!--iPhoneの分解レポート』ではiPhoneを分解している2つのサイトを紹介しています(この2つのサイト、アメリカのサイトなんですが、写真中心のページなので英語がわからなくても大丈夫)。

 その写真を見る限り、デザインはしゃれていますねぇ。正面にボタンは1つだけで、全て液晶のタッチパネルになっているようです。
 で、このiPhoneは電話なんでしょうか、PDAなんでしょうか?。

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2007年07月03日

シニアが使いやすいPCって・・・

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 今日は情報通信白書のことを書こうかと思ったのですが、総務省のサーバが死ぬほど反応がわるいようで、やめました。そこでニュースサイト巡りをしていたら、ITMediaに『インテルが考える“シニアが使いやすいPC”の条件』という記事を見つけましたので、それについてちょっと考えてみました。

 まあ、「インテルが考える」とあり、メーカーサイドの考えですからね、かなり割り引いて読まなくちゃと思ったのですが・・・、こりゃひどい。シニア対象ということで、原則コンピュータリテラシーがそれほど高くないことを前提にしているのですが、まさにハードメーカーの思考そのものです。こういう考えしかできないんでしょうかねぇ。

 ハードのロードマップに無理矢理位置づけようとしてませんか?。ここにはユーザ視点がまったくありません。最近のテレビは、昔に比べれば複雑になってきましたが、基本的にはシニアだけでなく老若男女が扱えるものです。このレベルまでPCが進化しない限りはシニア向けなんて言えないんじゃないでしょうか!?。

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2007年07月04日

MACJOB!?マックジョブ!?

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 自分ではネットでいろんな言葉に出会い、まあまあ知っているほうだと思うのですが、それでも初めて聞く言葉に何度も出会います。タイトルの「マックジョブ」も初耳の言葉で、てっくさんのブログ「Let's Blow! 毒吐き@てっく」の『マックジョブ-日本の怖い現実に続く・・・』で知りました。

 このエントリは「おいしいハンバーガーのこわい話」という本から書かれてます。ブログによるとマクドナルドに限らず、アメリカ(?)のファーストフード業界では
長く働きつづけて貸金が上がった少数の腕のいい従業員より、低い賃金でも喜んで働く未熟なパートタイムの従業員」を求めているとあります。また、

 こうしたきびしい規則のおかげで、ファストフードの店では、いつでも同じ味の食べものを作ることができる。店員も注文にすばやく対応できる。そして会社は店員に対して、おそろしく大きな力をふるうことができる。管理システムやキッチンの機械にあらゆる知識が組みこまれてしまえば、店にはもう腕のいいコックはいらない。必要なのは、言われたとおりにやる人だけ。手に職のない従業員は、安く雇える。

 このシステムはひとりひとりの能力を称えることはせず、ひたすら取りかえのきく従業員を求める。すぐに雇えて、クビにできて、取りかえのきく人間を求めているのだ

ともあります。これを読んで、ファーストフードって「流れ作業で製品を作る工場」で作られているんだと思いました。たしかにそうですよねぇ・・・。

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2007年07月05日

退職するのは個人の自由なんですが

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 gooニュースで『徒労感・見切り…社保庁職員、「自己都合」退職が急増』というニュースが。記事によると、社会保険庁では昨年度の自己都合退職者が400人近くになって、2002年度の約3倍となっているとのこと。

 まあ、辞めたくもなるよなぁとは思いますし、退職は個人の自由ですから、なんら問題ないんですけどね。でも年金を払っている側から見ると、「なんだかなぁ」とも思えてしまいます。

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2007年07月06日

左利きを批判するよりは・・・

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 痛いニュースに『元フジTVプロデューサーが国分太一へ苦言「左手は ケツを拭く手だ 箸持つな」』というエントリを見つけました。元フジテレビのプロデューサーである横澤彪氏がタレントの国分太一さんに対して、彼が箸を左で持っていることに苦言を呈したことでブログが炎上したらしい。

 スポーツ界の場合、左利き=サウスポーは有利になることがままあります。これは大半の人が右利きなので、左利きの人と対戦すると、その動作やボールの変化が逆になることで戸惑いが生じるからだと思います。では一般生活ではどうなんでしょう。大半が右利きということで、生活用品は右利きの人を対象に商品を作ることが多い。そういう中で日常生活を営むときに、不便が生じることは否めません。とはいえ、左利きの人は結構器用な人が多いようで、あまり不便を感じない人もいるようです。

 ただ、昔は左利きを右利きに矯正することが多かったですね。当時は左利きはよくないと考えられていたわけですから、右利きに矯正することが正しい子育てなんですね。ところが今は左利きに対して、昔に比べてかなり寛容になっています。左利き用のハサミなんかも販売されていますしね。

 だから、横澤氏が左利きに対して違和感を持つことは、氏の年齢から考えると全然不思議ではありません。でもそれを批判することは、今の時代としてはちょっとおかしいような気がします。

 例えば、大勢で食事をするとき、一人だけ左利きの人がいると、席の距離があまりない時には邪魔になることもないわけではありません。こういう時、左利きでも箸だけは右で持つような練習をしておけば、他の人の邪魔になりません。ちょっとした配慮なんですが、こういうことが意外とその人の魅力になったりします。

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2007年07月07日

中国の偽物は・・・

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 ITMediaに『知財の常識が通用しない世界』という記事が。元記事は産経新聞との共同記事『知はうごく:知財の時代を迎えて』です。

 多分、私の予想では中国の偽物はなくならないと思います。少なくともあと50年くらいは、もしくは中国がいくつかの国に分割されなければなくならないと。なんでかというとですね、今の子供たちにそういう教育を施して、効果が出るのに50年かかると思うからです。もしくは国が分割されて共産党一党支配がなくなれば・・・というところなんじゃないかと。

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2007年07月08日

張家界 旅行記 番外編

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 携帯の写真を整理していたら、機内からの写真がありました。これってどこの空港かわかりますか?。こんな写真を見て判る人はいないと思うのですが、張家界の飛行場なんです。

20070623046.jpg
 23日の夜9時半の飛行機に乗って、11時半に上海に到着する予定だったのですが・・・、なんとボーディングの時間になっても飛行機が空港にない!!。飛行機が遅れているというアナウンスはあるのですが、何時になったら飛行機が飛ぶのかは言っていません。待合室には上海行きの人や西安行きの人もいて、ごった返していました。
 たまたま、待合室で隣に座っていた女性から、「あんたたちはどこから来たの?」と聞かれ、「日本から」と言って、そこから簡単な英語と中国語とゼスチャーで会話が始まりました。彼女は西安からのツアーガイドだそうで、私が今度の9月には西安に行くよと言ったら、喜んでいたようでした。
 彼女たちが乗る飛行機も遅れていたのですが、1時間くらいの遅れで飛行機が到着し、搭乗が開始されるとどんどん人が減ってきて、残っているのは上海行きの飛行機を待っている人たちばかりになりました。で、待ってるときに撮ったのがこの写真。この飛行機が上海行きのだったらいいのになぁと思いつつ撮影したのですが、全然違ってました(^^;

 しばらくしてアナウンスがあったのですが、最初耳を疑いました。イーディエンシューフンって言っているんです。1時10分!!!。英語のアナウンスもそう言っています。4時間弱の遅れです。仕方がないので、長いすに寝っ転がって待っていたのですが、虫がよく飛んでくるので眠ることもできませんでした。
 ようやく時間が来て、飛行機に乗って「あぁ、到着は3時過ぎだから、ホテルでもほとんど眠れないなぁ」と思いつつも、疲れもあって座席で寝ていました。で、飛行機が空港に到着したのですが、誰も立ち上がりません。不思議な顔をしていたのでしょう、ツアーガイドさんが「ここは杭州の空港。上海の天気が悪いらしく、天候が良くなり次第、上海に行くから」とのことでした。

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2007年07月09日

あぁ、死んじゃいました

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 何故か、MSDE2000がSQL認証ではログインできなくなりました。この現象、お客様のところでも発生し、そのときにはMSDEの再インストールでなんとかなったのですが、うちのサーバの場合、再インストールをしようとしてもセットアッププログラムがゾンビになってしまい、再インストールができません。

 そこで、セーフモードでインストールしてみたのですが、今度はセットアッププログラムが途中で死んでしまいます。いろいろ触っていたら、にっちもさっちもならなくなってしまいました。

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2007年07月10日

インターネットに足りないホスピタリティ

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 ITMedia表題にある記事(エッセイ??)がありました。気になって読んでみると、

 パソコンからの「不正な操作が実行されました」。こんなメッセージに、ムカついた経験をみなさん一度はお持ちかと思います。

 冷蔵庫やテレビ、エアコンといった、いわゆる「家電」ではゼッタイに許されない言葉づかいが、まだまだパソコン、インターネットでは、はびこっています。

 これは、「インターネットをつかわせてやっている」「つながせてやっている」という「ココロ」が、提供者側にあるからです。
(中略)
 でも、今やインターネットもパソコンも、あたりまえの存在。より家電に近づきつつあります。こんななかで、従来の殿様発想でメッセージを書いていないか、とサイバーエージェント社員に問いかけるようにしています。

 ちょっと表現はおかしいとは思いますが、「使わせてやっている」という意識があるのは確かだなと感じました。
 「不正な操作が実行されました」というエラーメッセージ、確かに不親切ですよね。プログラムを作る側から考えると、「まさか、こんなところに落ち込む(プログラムが実行される)はずないよねぇ」とか、具体的なエラーメッセージが書けないときに、そういう曖昧なメッセージを書いてしまうことが多いです。あとは、なんでそういうエラーになったのかをトレースできない場合ですね。エラーフラグでチェックするのですが、場合がありすぎることもある(まあ、プログラムの作り方が悪いというのもあるのですが)。

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2007年07月11日

で、解決策はなに??

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 大西さんのブログで社保庁のシステムについて取り上げられていて、年金の情報システムについての問題点が少しわかったような気がしだしたときに、IZAに『社保庁の年金紛失「親方日の丸体質が原因」』という記事がありました。

 記事には

 年金記録紛失問題の原因究明を行う「年金記録問題検証委員会」(松尾邦弘座長)は10日、中間報告をまとめた。社会保険庁の記録管理システムや組織の問題点があったことを挙げ、年金という国民の権利を守ろうとする意識に欠けた「親方日の丸的な体質・人員の温存」や、改革に後ろ向きな労働組合の行動などが問題を引き起こした要因になったと結論付けた。
とあり、今回の年金問題の原因分析についての中間報告がされたことを伝えています。

 この記事で挙げられた原因は確かに重要な問題です。原因を追及し、解決策を講じる。素直に考えるとそうなるんですが、今宙に浮いている5,000万件とも言われるデータや1,430万件あるという未入力のデータについては、どのような対策を講じるべきなんでしょうか?。これらのデータについては、早急に対策を講じないといけないのではないでしょうか。

 大西さんのブログで引用されている、民主党藤末議員の記事『消えた年金記録の裏側で何が起こっていたのか』には、社保庁の年金についての情報システムについて詳しく記述されています。

 私は藤末議員の記事を読んで、頭がくらくらしてきたような気がします。

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2007年07月12日

公的サービスの「お客様」

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 日経ビジネスオンラインにワタミ社長の記事があります。タイトルは『公的サービスに「お客様」はいますか?』というものです。最近ワタミは介護事業なんかにも乗り出してますので、こういうタイトルは意味深ですね。

 この記事では、公的サービスを行う行政がどこを向いて仕事をしているのか?ということが書いてあります。確かにそうですね。記事では

 前項の教育委員会の例を見ればわかるように、公的サービスの担い手たちが、いつのまにか、自分たちのなわばりを守ることばかりに汲々として、本来一番考えなければならないサービスの受け手である「お客さま」のことをすっかり忘れているからです。
とあります。今話題の社保庁にしたってそう、労組との覚書を読むと、上に書かれていることがよくわかります。

 この記事の最後に「情報公開さえあれば、消費者は判断できる」という節があります。基本的には、正しい話なんですが、この情報公開がくせ者なんですね。

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2007年07月13日

ネットでの著作権・・・クリエイティブコモンズについて

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 日経ビジネスオンラインに「ネットのあした」という特集があり、『「共有」ではじける著作権』という記事がありました。
 記事では

 自らの著作物をネットに無償で公開し、可能な限り多くの利用者に触れてもらう。それに触発された人が、さらに新しい作品を生み出す。共有が創作の連鎖を起こし、作品の世界をさらに広げていく――。そんな仕組みを中野氏はネットに見いだした。

 ネットの世界で、「太っ腹」は重要な存在だ。中野氏が言う。「太っ腹同士の集まりが、良質な作品を生む土壌になる」。

 先行する米国では、こうした仕組みで楽曲を共有し、新しい音楽作品を発表した歌手のアルバムがヒットするなどの事例がいくつも起きている。

 もっとも、これら「共有経済」が機能するには、大きな課題を克服する必要がある。「ネットに公開された多くの作品のうち、どれを自由に使っていいのか」という著作権を巡る問題だ。

とあります。この「創作の連鎖」という言葉、非常に良い響きがします。
 記事では、著作権との絡みで「クリエイティブコモンズ」を取り上げています。クリエイティブコモンズについては、日本サイトがありますので、詳しいことはそこを読んで下さい。
 このクリエイティブコモンズの考え方ってシンプルでわかりやすいですね。記事の中で、『「現実世界の著作権が作品を“守る”ことに主眼を置いたものだとしたら、クリエイティブ・コモンズは作品を“流通”させるためにある」』とあります。
 作者には敬意を払い、対価を支払うことについて、それを否定するものではありません。が著作権管理団体が作者の意志を無視して、全ての著作物を守るなんてことはネット時代には合わなくなってしまいました。そういうところが判っていない人たちも多いんですね。

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2007年07月14日

なぜか金沢

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 今日から連休。実はつい最近まで連休というのを知らなかったマヌケです。日曜日は「海の日」なんでしょうか?それともみどりの日?ハッピーマンデーってわかりづらいことをやってくれるもんだから、困ってしまいますね。

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2007年07月15日

なぜか金沢 その2

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 台風は太平洋岸に沿って動いているようですね。私の住んでいる愛知県でも被害が多少出ているようです。でも今いる金沢は曇ってますが、雨は降りそうにないみたいです。
 遅ればせながらアパホテル泊まってみました。部屋はまあそれなりですね。2階にある浴場はいいですね。まあ朝に入りましたので、係員がいなくてどこをどう行けばいいのかちょっと不安になってしまいましたが。
 ちょっといただけないなぁと思ったのが朝食の場所。宴会場と兼用と思われるテーブル席に座ったのですが、ちょっと汚いところが見えました。目立ったのがテーブルクロス。コーヒーか何かのしみがあります。私の席だけでなく、となりのテーブルにもありました。それとテーブルの片付けもちょっと遅いような気がします。まあこれは人手の問題もありますからね、宿泊の値段から考えるとまあ、致し方ないところかなとも思います。

 これは中国のホテルに泊まりすぎている弊害なのかも知れません。あっちは人件費が安いですからね、レストランなんかでも従業員が多いんです。朝のバイキングを食べているとき、ちょっとでも皿の上に食べるものがなくなると、すぐに皿を下げにくるんです。ちょっとうっとうしいくらいなんですけどね。
 それと日本のビジネスホテルと比較するほうが悪いとは思うんですが。

 朝食がついて7千円台ですから、まあコストパフォーマンスはいいほうなんじゃないかと思います。温泉もついていますからね、これは評価が高いかと思います。

 これから市内観光です。このまま雨が降らないことを祈ってます。
 この文章アップするのは家に帰ってからになります。さて、今日中にアップできるでしょうか?

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2007年07月16日

なぜか金沢 その3

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 昨日唯一行った観光名所である兼六園でのスナップ2枚です。

cimg0304.jpgcimg0306.jpg

 午前中自宅でのんびりテレビを見ていたら、地震の速報が。私のところでは揺れたような気もしたのですが、はっきりとはわかりませんでした。前の中越地震より被害が大きいみたいですね。被災された方、お見舞い申し上げます。

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2007年07月17日

名古屋の電子マネー事情・・・ですか

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 ひさびさにITMediaからです。ITMediaには「ビジネスメディア誠」(うっ、どこかで聞いたような名前だったりして)というのがあり、そこに『写真で見る、名古屋・電子マネー事情』という記事を見つけました。

 いや~、これを読むまで名古屋の電子マネー事情って全然知りませんでした。栄方面はedyが優勢だったんですね。プリペイド型ってあまり好きじゃないこともあり、不勉強なのがもろばれです。
 QuicPay、何故かもってます。JCBから勝手に送ってきただけなんですけどね。名古屋駅付近はこのQuicPayが優勢だそうで。記事にあるお店をまとめて見ました。

 客単価利用者数利用者層
店名現金クレジットQPay
あまのドラッグ1,0004,0003007~830~40代男性
東急ハンズ不明6,0002,500不明 
カフェドクリエ不明(記述なし) 
名鉄パッセ6801,2306004030~40代男性・20代女性

 QuicPayの一番いいところは「後払い」でかつサインなどの手間がないところですね。一度使ってみようか?と思ってしまいました。

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2007年07月19日

国が謝ってもねぇ

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 昨日はブログ休んでしまっちゃいました。なんかねぇ、ちょっと疲れが溜まっていたもんですから。

 さて、ITMediaからの話題です。PSE法(電気用品安全法)のごたごたに関して、「経済産業省の本庄孝志・大臣官房審議官は7月17日、都内で開いた中古事業者との意見交換会の席上、一連の混乱が同法をめぐるミスにあったことを認め、謝罪した」という記事が出ました

 中古販売業者やミュージシャンが騒いでいたのはマスコミで取り上げられていたのですが、その後については勉強不足で、この記事を読むまではしりませんでした。

 中古事業者や世論の大きな反発を受け、経産省の対応は二転三転した。坂本龍一さんなどミュージシャンが、ビンテージAV機器のPSE法からの適用除外を求めると、経産省はビンテージ機器を「例外」として除外すると発表。「ビンテージ品だけ除外は不公平」という声が高まると、その他の機器についても「レンタル扱い」で販売を事実上容認したほか、販売店の自主検査でPSEマークを添付できるよう、全国500カ所に検査体制を築くとした。
とばたばたしていたようです。でも結果として
 だが、経産省が改めて検査したところ、旧法とPSE法で安全基準に差がないことが判明した、という。「旧法とPSE法の基準に差がないと気づいていれば、5年や7年、10年という中途半端な経過措置はおくべきではなかった。出荷段階で安全が確保されていればいいというのは、旧法とPSE法で変わらない。中古品の販売時に改めて検査しなくてはならないというのは、いま考えるとおかしい」(本庄審議官)
というコメントはお寒い限りですね。

 そのことの続報が『「PSEで失ったもの、戻らない」――国のミスに振り回された中古店』という記事です。この記事の最後に

 経産省の調査によると、全国1万2255ある中古店のうち61%が従業員2人以下の零細事業者、全体の9割以上が従業員数9人以下だ。PSE法で打撃を受けていたとしても、大きな声を上げるのは難しい立場だろう。

 「官僚や経産省にミスがあったとしても、訴えられて責任を取らされることはないのかもしれません。でも、わたしたちから店を奪い、財産を奪ったんです。刑務所に入って反省していただけるような制度があってほしい。官僚個人としても、省としても責任を受け止め、償ってほしい」(道子さん)

 本庄審議官は「償いの方法を検討する」と答えている。

とあります。本当に経済産業省は賠償するんでしょうか?。全体の9割が従業員9人以下ということですから、売上はそれほど多くないと簡単に推測できます。このような規模の事業者は、売上が半減すれば最悪商売をたたむことになる可能性が高い。裁判に打って出るにも費用と時間が掛かりますから、零細企業では実質上提訴は無理。

 経済産業省はどう補償するんでしょうか。ここに至っても「融資」なんかでごまかすことはしないでしょうねぇ。

2007年07月20日

今日の出来事

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 今日は岡崎商工会議所ものづくり推進協議会の関係で、岡崎市内にある製造業の会社に出向いてインタビューをしてきました。

 ものづくり推進協議会のページに岡崎の「極み」というページがあるのですが、なかなか更新が難しいということで来月から、私ともう一人の診断士でこの取材を行い、ページを更新していきます。

 今日、訪れた企業は非常にユニークな会社で技術力があります。が営業力がかなり不足しています。この企業だったら是非応援したいなと思いました。灯台下暗しとよく言いますが、訪れるまでこういう企業が岡崎にあるとは知りませんでした。まだまだユニークな企業はたくさんありそうです。
 微力ながら、少しでも力になれればいいなぁと。

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2007年07月21日

言葉は難しい

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 今日は何故か一日中ベッドの中にいました。疲れが取れていないようです。張家界に出掛けて以来、すぐに疲れが出てしまうような感じです。

 さて、今日は日本語の話。最近、ラジオで流れてくる歌の歌詞で非常に気になるものがありました。歌詞の中に「千差万別」といいう言葉が出てくるのですが、これってどう読みます?。普通、「せんさばんべつ」って言いません???。また、この前、ラジオのパーソナリティが「万全の・・・」というのを「まんぜんの・・・」と言っていました。この「万」という字、普通は「まん」と読みますが、「ばん」と発音することもあるのを知らないのでしょうか???

 この読み方の間違いと関連するのかどうかはちょっとわかりませんが、閣僚発言の揚げ足取りもひどいものがありますね。最近で言うと麻生太郎氏。確かに「アルツハイマー」はちょっと問題だったと思います。が「きちがい水」発言に、さも鬼の首を取ったように攻撃する一部のマスコミって・・・。
 確かに今の時代において「きちがい」というのは差別的な意味を持っているということで、ほとんど使いません。でも今回の場合「きちがい水」ですからね、これってお酒のことですよね。発言も『酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから』とあります。つまり酒のことを言っているのであって、どこにも差別的な言葉ではないはずです。

 時代の変遷とともに、言葉も変化しています。現代では使うのをはばかられるような言葉も、その時代を考えれば普通に使われていたものもあります。時代というものを考えずに、古い映画、アニメのセリフを消すのはいかがなものかと。

 言葉狩りに近いようなことを堂々と報道するのにも関わらず、間違った読み方をすることをなんら指摘しないってのは、なんか間違っていませんかねぇ・・・???

2007年07月22日

風評被害の現実

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 今日、読売テレビの「たかじんのここまで言って委員会」でも取り上げられていましたが、新潟県は風評被害で大変のようです。IZAには『「死んだ町に…」風評被害で観光地閑古鳥』という記事で取り上げています。
 記事によると

 「どうして新潟県中越沖地震なの? 寺泊じゃ棚から物ひとつ落ちてないし、海だって安全なのに…。名前を付けるなら新潟県柏崎沖地震じゃないの」

 こう吐き捨てたのは中央海水浴場の浜茶屋の女性(51)。寺泊にある4つの臨海学校用施設のうち、群馬県の吾妻広域町村圏、伊勢崎市、前橋市が臨海学校の中止を決めた。表向きは長引く余震が理由だが、原発の安全性に保護者が敏感になっている側面もありそうだ

 この中止で約7000人の宿泊が消える。食事や土産物、水族館見学など地元経済に与える影響は大きい。「被害がなく安全なことを説明していますが、風評が理由の中止なら残念だ」(森山信太郎支所長)

 宿泊施設も深刻だ。海洋深層水を使ったお風呂とカニ食べ放題で人気の「きんぱちの湯」も例年なら8月のお盆まで予約でいっぱいだが、「7月中の予約は9割近くキャンセル。毎日75人のうち60人のキャンセルです。日帰り客も1日400~450人だったのが100人もない」と納屋富雄支配人は話している。

とあります。
 この「原発の安全性」うんぬんについて、一番の原因は東京電力が詳細をはっきりさせないことだと思います。放射能を含んだ水が海に流れたとか、放射性ヨウ素が飛散したとか、もうどうなっているんだ!と思いますよねぇ。東京電力のホームページに情報が公開されていますが、なんかそっけなく感じるのは私だけでしょうか。

 とはいえ、東京電力のページに記載されている数値(放射線量)であれば、人体に影響を及ぼすことは考えにくいものです。まあ長時間浴びることがあれば、別なんですけどね。だから新潟に夏休みの旅行に行っても、原発がらみではなんら問題ないはずなんですが、世間はそのようには思ってくれないようです。
 「余震が恐い」のであれば、わかるんですけどねぇ。

 まあ東京電力の言い分も判らない訳もない。根本の原因は政府の原書力行政なんですから。私が聞いたところによると、放射性廃棄物って「低レベル」と「高レベル」の2つしかないそうなんです。普通に考えると低レベルや高レベルはもっと詳細に分類されていると思いますよね。ところがそうではない。おかしくありません??
 また、番組の中で誰かが言っていましたが、国レベルの調査委員会うんぬんという言葉が新聞を見てもないんですね。経済産業省の下部組織(?)である原子力安全・保安院というのがあります。ここが対策の中心になるところだと私は思っていたのですが、ここのページを見てみると、17日に現地調査をしています。しているんですが、たった4人で大丈夫なんでしょうか?。これだと東京電力の報告をそのまま右から左へ流すだけしかできないと思うんですが。

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2007年07月23日

過去の教訓から得るものとは

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       日経ビジネスオンラインに『3年前の教訓で明暗』という記事を見つけました。3年前の中越地震で得た教訓を活かした企業を取り上げています。

 イオンが得た教訓は「災害時には初動が大事」、コメリは「災害時こそ、ホームセンターが必要とされる」ですね。ドコモは「災害時の連絡にはメールが適している」こととなるんでしょうか。逆に教訓を生かし切れていないのが自動車産業ということになります。囲み記事にあるようにリケン1社が被災したせいで、各自動車メーカーは操業をストップしてしまいました。

 これは「数年もしくは数十年に1回おきる大災害にどのように対処するか」という危機管理の問題に集約されると思います。企業規模が大きくなればなるほど、このようなめったに起こらないが発生すればとてつもない損害がでる、ことへの対応が必須になってくるということですね。

 じゃあ、中小企業の場合はどうするればいいのか?。今回のリケン、工場を広範囲に分散することはしていません。(株)リケンのwebページをみると、本社は東京にありますが、ピストンリングの工場は柏崎にしかないようです。売上高が763億もある企業であるリケンですら、このような状況ですから、中小・零細企業の場合は、分散なんてとてもとてもということになります。

 集中と分散のメリット・デメリットをここで言及するつもりはありませんが、日本は地震大国ですから、なんらかの対策は考えておかなければいけません。じゃあ具体的にどうするのかと問われれば・・・、答えはわからないんですけどね。
 でも大企業のエゴで、中小・零細企業にだけ在庫負担をさせるのは大きな間違いだということだけは、間違いです。双方が負担、もしくは大企業が負担しないと、中小・零細企業は企業体力が乏しいですから、事業継続がむずかしくなってきますからね。

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2007年07月24日

なし崩しって・・・そんなの判っていたことなんだけどなぁ

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                     日経ビジネスオンラインの時流超流に『公選法、ネットでなし崩し 参院選で露呈、自主規制は限界』という記事が出ました。自民党や民主党のホームページが選挙期間中にも関わらず、更新されているとのこと。担当者は選挙運動じゃなくて政治運動とうそぶいているようです。  まあ、選挙運動と政治運動の境目が曖昧ですから、「うそぶいている」という表現はいささか不穏当なのかも知れません。でもネットの力というものを、政党自身がようやく理解したというところなのかも知れません。  記事では
 だが、選挙運動と政治活動の明確な線引きは難しい。政党名で投票する比例区は、党自体が候補者と同じ扱いになるという指摘もあり、現状のルールは曖昧だ。

 にもかかわらず、各党がネット活用に走るのは、その影響力が無視できないほど大きくなってきたためだ。ネット利用者は8000万を超え、人口普及率は7割近くになった。訴求力の高いネットの利用禁止は明らかに実態にそぐわない。それが「公選法に完全に違反しない程度で、情報発信を始めた理由」と、ある参院議員は言う。

 ネット時代に対応した公選法の改正議論が始まって、既に10年近く経つが、いまだ具体的な進展は見せていない。その間、ネットは格段に進化し、公選法が想定していなかった「ネットと選挙」の矛盾が噴出している。

とあります。私に言わせると「今頃そんなこと」なんですが、4月の地方統一選挙でもその傾向を政党や候補者も身にしみたのではないかと思います。

 とくに東京都知事選挙である候補者の政見放送が youtube で流されたことは象徴的な事例じゃないかと思います。政見放送の中身がユニークで面白かったことが直接的な引き金だったとは思いますが、政見放送がネットで見ることが出来るというのは、ある意味画期的なことだったのではないかと思います。

 記事の最後に

 ただし、それを実証するのは難しい。総務省も、「(選挙運動かどうかの)判断は、警察が行う」と言葉を濁す。実はこの問題、今年3月の東京都知事選で既に顕在化していた。ある候補者の政見放送が、動画サイト「ユーチューブ」などに多数投稿されたのである。この時、東京都の選挙管理委員会は特定候補の映像だけがネットで閲覧可能な点を不公平であるとし、ユーチューブなどに削除を要請した。ただし、公選法に抵触するかに関しては、「選挙運動とは断言できない」として見送った。

 それから4カ月。ネットにおける「第三者による選挙運動」の基準は何ら示されないまま、参院選に突入した。支援者が候補者の街頭演説の模様を動画サイトに投稿する行為は、現実に多発している。

 現状は明らかに法律が実態に追いついていない。今回の選挙を機に、ネットと選挙の議論が本格化する可能性がある。

で締めています。議論が本格化ってあなた、それで大丈夫???。私は公職選挙法の改定を今すぐ考えないといけないと思うんですが。

 今回の選挙で、政治に関するブログにおいて、かなり舌足らずなエントリーを見るようになってます。これは公職選挙法に引っ掛かる可能性があるということで、ブロガーが自主的に規制しているからですね。確かに候補者を誹謗中傷することはダメだと思いますが、特定候補や特定政党を応援していることを表明するくらいはいいんじゃないかと思うのですが。

 政見放送やマニュフェストなどは、ネットを使って配布するほうがコストもかかりませんし、いつでも見ることができるということで、候補者と投票者の両方にメリットがあります。そういう意味でももっとネットを利用するべきだと思うのですが。

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2007年07月25日

解雇理由がブログ!?

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         ITMediaに『「ブログを理由に従業員を解雇」9%――米調査』という記事を見つけました。表題だけ見ると「えっ!?、なんで???」と思いますよね。でも同じくITMediaの『ブロガーの4割に解雇の危険?』という記事を読んでみると、納得できるかも知れません。  この記事によると
 ブログを書いている人の約4割が、書いてはいけないかもしれない職場の情報を個人ブログに書いたことがある。人材サービスなどを提供する英Cronerがこのような調査結果を発表した。

 この調査では英国の会社員を対象に、個人ブログを書いているかどうかを尋ねた。ブログを書いていると答えた人のうち39%が、仕事、勤務先、同僚に関して機密事項かもしれない、あるいは損害を与える可能性のある詳細な情報を投稿したことがあると認めた。

とあり、意外なところから情報が漏れているということです。
 従業員としては、情報を漏らしているとは全然思っていないのですが、、「社員は誤った安心感を持ち、どんな影響があるかをよく考えずに、職場での不愉快な1日についてブログに書き立てるかもしれない」わけです。そのことが、企業イメージを傷つけることになったら・・・。また、不用意にブログに書いたことから、新製品情報などが漏れて、会社に大きな損害を与えることになったら・・・。

 という危険性を考慮して、欧米の企業では、セキュリティポリシーを従業員に課すことにし、それに違反したということで、ブログを理由に従業員を解雇したことがある企業が9.1%あったということです。
 ここまで書いてようやく納得できたんじゃないでしょうか。

 日本の企業では、ここまできちんとやっている企業はあまりないと思います。がwinnyのウィルスのために、情報を漏らした社員に対して解雇しているかも知れませんね。
 個人でも、企業単位でもこういうセキュリティに関してきちんと考え、かつ適切な対策を講じるというのが本当に重要になってきたと思います。この記事を読んで、なんだ海外の話かと思った人、それは大きな間違いですよ。いつ何時自分の身に降りかかってくるかも知れませんからね。

2007年07月27日

winnyでもいいから・・・

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 ひさびさに著作権問題です。ITMediaに『「Winnyでいいから読んでほしい」? 現役世代の本音と著作権保護期間問題』という記事を見つけました。なんかすごいヘッダーですね。で読んでみると、現役クリエータの本音がそのタイトルだったと。

 想像するに、自分の作品の著作権うんぬんよりも、まず世に出たい、自分の作品をみんなにしってもらうほうが現役クリエータには重要事だということですね。名前を知ってもらえないと、いくら作品を作っても売れないですから、まずは作品を買ってもらえるレベルになりたいと。

 記事によると

 ある大手出版社の編集者はこう見る。「日本に漫画家は4300人くらいいるらしい。だがその中で、作品が売れて2次利用されるなど、著作権を考慮するような立場の人は200人いるかいないかだろう」。さらに「保護期間の延長を口に出して恥ずかしくない作家など、ほんの数人でしょう」

 編集者はこうも言う。「わたしが普段付き合いのある作家はみんな、『Winnyでもいいから読んでもらえるほうがうれしい』という人ばかりです」

(中略)

 現役世代はこの問題について語りたがらない。「口に出すと恥ずかしい」上、いま広く誰かに読んでほしいと思って身を削る漫画家の創作活動には、必ずしも関係がない。死して名を残す優れた作品を世に放つ意志と、死後の著作権が20年伸びること──イコールで結ぶには何か微妙なズレがあるようだ。

 著作権保護期間をどうすれば、クリエイターがやる気になり、文化が発展につながるのか――現役クリエイターを交えた議論が今後、必要になってきそうだ。

とあります。漫画家だけでなく、クリエータというのは記事にあるように「身を削って」作品を世に出しています。そこに死後の著作権なんて関係ないと思うのは全然不思議ではない・・・、ってかそれが普通の考え方じゃないでしょうか!?。

 とはいえ、著作権の問題は、彼らも声をあげていかないといけない問題です。ある意味、選挙と同じですね。選挙の場合、特に20代の投票率がよくない。彼らにとって選挙は身近にある問題じゃないんです。だから投票に行かないし、結果がどうなろうと「自分には関係ない」となる訳です。

 クリエータの場合、選挙に対する若者の反応とは違うとは思いますが、これからを支える人たちがその問題に取り組まないといけないことは同じと思います。

 私自身としては延長反対のスタンスです。延長賛成派の意見を聞いても全然心に響かないんです。延長することのメリットが見えず、デメリットだけが見えてくる。著作権問題は作成者と利用者の全てに絡んでくる問題です。もっと活発な議論が出ないと、力を持っている「権利団体」の意向だけで決まってしまうという危惧を持っています。
 さてさて、どうなることやら。

2007年07月28日

たかが20万とは言わないけれど・・・

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 明日は参議院選挙の投票日。この選挙戦を見ているとなんだかなぁ・・・と俳優の阿藤海氏ではないけれど、落胆させられることがたくさんありました。
 今回の選挙の意義って一体なんなんでしょうね。自民が過半数を取れなくなったら、政権交代があるんでしょうか???。そんなことは絶対にありません。衆議院は与党が過半数取っているわけですから。にも関わらず、マスコミはさも政権交代があるような論調を流すところがほとんどです。

 まあ、自民党も自民党。野党やマスコミから突っ込まれても仕方がない人材しかいないんでしょうか!?。個人的には、麻生氏は好きなんですが「アルツハイマー発言」はねぇ。謝罪していますが、なんでそんなこと言っちゃうのかなぁ・・・(^^;。

 赤城農林水産大臣の一件、これって野党がそんなに叩くものなんでしょうか?。まあ赤城氏のそれまでの言動がちょっと意味不明なところがあったのは事実ですが。政治資金規正法では、このような不正行為に対して罰則があります。1円でも故意に不正をすれば、叩かれても仕方がない。今回の20万、ひいき目があるのかも知れませんが、故意の不正なんでしょうか???。
 この20万、一般人にとっては大金です。かくいう私にとっても大金。20万の利益を出すためには100万円以上の売上がないといけません。とはいえ、事務所経費=一般管理費の中の通信費という観点で見れば、それほど高いとも思えないのも事実です。
 

 
 とにかく、いろんなことが有りましたが、明日が投票日となりました。私が誰に投票するか、どの党に投票するかは言いませんが、一番言いたいことは

「投票に行きましょう」

ということです。
 無効票でもいいです。誰に投票すべきなんてことは関係ない。ともかく投票率を上げることが重要なんだということです。投票所に行くということが、国民に課せられた最低限の権利であり、義務(の1つ)であると思っています。

 

2007年07月29日

なんだかなぁ・・・

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 今午後11時を回ってますが、選挙結果としては自民党の惨敗のようです。まあ、負けるだろうと思ってましたが、ここまでひどい結果になるとは予想していませんでした。

 参議院では民主党が第1党となるようで、議会運営が難しくなるのは明白。でもだからといって、衆議院解散というのはおかしいでしょう。てっくさんのブログにもありますが、そりゃ「禁じ手」ですよ。解散して自民党は勝てると思っているんでしょうか?。

 ここ最近のてっくさんの書込みは非常にためになります。ちょっと文章が難しいかな??とも思うときもあるのですが。
 

 
 それにしても、マスコミの偏向ぶりは酷いですね。
 今日の「たかじんの勝手に言って委員会」ではないですが、マスコミの論調を「眉に唾をつけて」読まなければならない。問題の本質を見抜く力が本当に求められている時代なんだなと、ひしひしと感じています。そういう意味では上に上げたてっくさんや他のみなさんが書いているブログをたくさん読むことができるというのは、逆に言えば良い時代になってきているのかも知れません。

2007年07月30日

PCからも補償金を取るつもりなんかい!!!

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 選挙報道などにかまけていたら、とんでもない話が出ていました。ITMediaからなんですが、『「iPodやPCからも補償金を」と権利者 私的録音録画小委員会』という記事を見つけました。

 記事によると

 「私的録音録画補償金」制度をめぐり、見直しを検討するために文化庁文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の会合が7月26日開かれ、課金対象となる機器の範囲などについて話し合われた。

 私的録音録画補償金制度とは、MDやCD-Rなどデジタルメディアを使って音楽CDやテレビ番組などを録音・録画する場合に、一定の補償金を著作権者に支払う制度のこと。補償金はデジタルメディアの販売価格に上乗せして徴収している。

 小委員会の会合は今年8回目。権利者団体や消費者の代表、識者らが集まり、補償金の徴収方法や対象機器の範囲などの見直しを検討しており、今年中に結論を出す。

 「iPodなどのポータブルオーディオレコーダーや録音機能のついた携帯電話、PCなども補償金の課金対象に加えるべき」――実演家著作隣接権センターの椎名和夫さんや日本レコード協会の生野秀年専務理事など権利者側はこう主張した。

なんだそうです。もうあきれ果ててます。なんちゅう話や!!!。
 私は携帯なんかで音楽を聴く趣味はありません。でも権利者側は多分「録音できるんだから」の一言で補償金を取るつもりなんでしょう。こんな横暴なことってありますか!!!。また職場にあるPCでCDやDVDを再生することってあります???。それでも取るつもりなんですよね、権利者側って。

 汎用記憶装置として使われているものに対して、補償金を徴収するってのはどう考えたっておかしいとは思いません???。音楽CDやテレビ番組を録音・録画するために使っているということを、権利者側が証明する必要があるのであって、ユーザが「メディアやハードを著作物の複製に使っていないことを証明」する必要があるというのは本末転倒です。
 

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2007年07月31日

サイコグラフィック属性って確かに勉強しましたよ

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 ひさびさに(^^;)マーケティングの話です。日経ビジネスオンラインに東レについての記事がありました。『東レのヒット商品を生み出したマーケティング手法とは』という記事ですが、東レが発売した据え置き型の浄水器のマーケティングについてです。
 記事ではサイコグラフィック属性に注目したマーケティングとありますが、具体的にはサイコグラフィック属性でターゲット顧客を選別したということになるかと思います。
 記事によると

 この時、同販売部は社内のマーケティング企画室からウォータースタジオ(東京都渋谷区)を紹介される。同社は「エモーショナル・プログラム」と呼ばれる消費者が持つブランドイメージや価値観を理解する手法で様々な企業のヒット商品作りを手助けしてきた。同プログラムを用いれば、あらゆる商品やサービスが持つイメージ「保守的/革新的」と「精神年齢」という2軸でマップ上の位置を表すことができる。

 プロジェクトメンバーは、ウォータースタジオが抱えるモニターのうち、水に関心を持つ1000人に対して意識調査を行い、6つのクラスターに分類した。そのうち10.3%を占める「情報通のこだわり派」と呼ばれる層を新製品のメインターゲットに定めた。新製品に関心が高く、デザインにもこだわる、オピニオンリーダーの資質を備えた層だという。エモーショナル・プログラムを通じて、彼らに共通する価値観や好きなブランドなどを確認しながら新商品のブランドイメージを膨らませていった。
(中略)
 値崩れの恐れがあるホームセンターや家電量販店を避けて、東急ハンズや百貨店、通販を中心に販売した。「ゆくゆくはウェブで直販もやりたい。それにふさわしい商品だ」と酒井部長は話す。技術力のある企業ほど新製品の発表時には、性能や技術を顧客に押しつけがちだ。「どんな製品がどんな顧客に喜ばれるのか」という商品開発の原点に立ち返ることが高級機種のヒットにつながった。

とあります。ここで注目したいところが2つあります。
 一つは『あらゆる商品やサービスが持つイメージ「保守的/革新的」と「精神年齢」という2軸でマップ上の位置を表す』というところ。生活年齢ではなく、精神年齢というとことが面白い。いままでのマーケティングでは生活年齢を基準にしてきました。これは致し方ないところでもあるんですね。アンケートをとっても、精神年齢を測る術があまりない訳ですから。でも考えてみれば、20代の人間でも精神年齢は30代・40代であれば、購買行動は20代の人間とは異なる可能性が高い。なるほどなぁ。
 もう一つが『「情報通のこだわり派」と呼ばれる層を新製品のメインターゲットに定めた』というところ。東レが売り出したい製品は、浄水器としてはかなり高額なものです。そのような商品を買ってくれる人たちをきちんとイメージできたということは、販売が成功する大きな要因であるはずですからね。

 良いものを作るだけでは売れない時代な訳ですから、記事にあるように『「どんな製品がどんな顧客に喜ばれるのか」という商品開発の原点に立ち返る』というのは、口で言うのは簡単ですが実行するのは難しい。でも、それをしなくては商品は売れない時代なんですね。

 記事では東レさんもマーケティングの専門業者を使っているとのこと。東レみたいな大きなところが・・・、とも思えるかも知れませんが、私は大企業だからこそだと思っています。中小・零細企業の場合、そういう専門家集団を利用することは難しい。なんぞかんぞ言っても費用が掛かりますからね。
 是非そういう時には我々診断士を利用して・・・と言いたいんですが、やはり費用は掛かります。中小企業基盤整備機構や県・市町村などが行っている助成制度をうまく利用して、我々を活用してくれればなぁと。

 最後は宣伝になっちゃいましたが、新製品の販売戦略としての良い事例の1つだなと感じました。

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