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今日は情報通信白書のことを書こうかと思ったのですが、総務省のサーバが死ぬほど反応がわるいようで、やめました。そこでニュースサイト巡りをしていたら、ITMediaに『インテルが考える“シニアが使いやすいPC”の条件』という記事を見つけましたので、それについてちょっと考えてみました。
まあ、「インテルが考える」とあり、メーカーサイドの考えですからね、かなり割り引いて読まなくちゃと思ったのですが・・・、こりゃひどい。シニア対象ということで、原則コンピュータリテラシーがそれほど高くないことを前提にしているのですが、まさにハードメーカーの思考そのものです。こういう考えしかできないんでしょうかねぇ。
ハードのロードマップに無理矢理位置づけようとしてませんか?。ここにはユーザ視点がまったくありません。最近のテレビは、昔に比べれば複雑になってきましたが、基本的にはシニアだけでなく老若男女が扱えるものです。このレベルまでPCが進化しない限りはシニア向けなんて言えないんじゃないでしょうか!?。
この記事に、技術要件の表があるのですが、OSがvista!?ですって。ご冗談でしょ。既存のOSでお茶を濁そうとでも考えているんでしょうか!?。シニア向けのOSは何があっても「死なない」必要があるんです。シニアというかリテラシーの低い人にとって、反応がなくなるというのはもっとも困ってしまうことです。vistaは絶対に死なないのでしょうか???。
基本的にはソフトを意識させないことが重要なんです。私が思う理想的なコンピュータはスタートレックに出てくるコンピュータです。音声でもキーボードでも反応するし、船室の管理までやってしまう。また一定の推論も可能。こうなると便利ですよねぇ。ここまでやれというのは、現在の技術では不可能でしょうが、ある意味秘書や執事になれるような機能を追求していくことが究極のコンピュータだと思います。
まあ、笑っちゃった記事ではありました。何というか・・・。でもレベルはともかくこういうことを公表できるインテルはそれなりの評価ができると思います。日本のメーカーってそういうことすら出来ない・・・んでしょうかねぇ。