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また閣僚の失言!?と思わせる発言が、防衛省大臣の久間章生氏から発せられました。痛いニュースでは、『久間防衛相 「原爆投下…あれで戦争が終わったと頭で整理し、しょうがないなと思っている」』と取り上げています。このコメントを見ると、かなりの人が批判的ですね。
新聞各社は
朝日 久間防衛相、講演で「原爆投下、しょうがない」
毎日 久間防衛相:原爆投下に関し「しょうがない」の発言
産経 防衛相「原爆投下はしょうがない」 大学の講演で
IZA 防衛相「原爆是認と取られ残念」 野党一斉反発
読売 原爆で終戦早まる、「しょうがないな」と久間防衛相
日経 久間防衛相、米国の「原爆投下しょうがない」
となっています。
実は昨日の夜に氏の釈明会見を見てまして、「解釈としては間違っていないんだけど、現役大臣がそれを言っちゃあダメだよなぁ」と思いました。とはいえ、マスコミの格好の餌食だろうなぁとも思ったのですが、案の定ですね。それに加えて意外と右翼的思想を書いているブログでも批判的です。もっと弁護する論調になるかと思っていたんですが。
この発言、柳沢厚労大臣の発言よりもひどいですよね。なんで今こんな発言をしたんでしょうか。それがまったくわからない。ひょっとして、久間大臣って阿倍政権の足を引っ張ろうとしているんでしょうか?。柳沢大臣の場合、しごくまっとうな意見なんです。それをマスコミがよってたかって叩いたように思ってます。前後の発言を見れば、女性蔑視なんてまったくしていない。
まだ、講演全文を入手していないので間違っているのかも知れませんが、今回の発言は非常に曖昧な言い方ですからねぇ。叩かれても致し方ないとも思います。
新聞の発言要旨として、最後に「勝ち戦と分かっている時に原爆まで使う必要があったのかどうかという思いは今でもしているが、国際情勢、戦後の占領状態などからすると、そういうことも選択としてはあり得るのかなということも頭に入れながら考えなければいけない。」とあります。ここは重要なポイント。現在の常識・論理で考えるのは大きな間違いです。当時の社会情勢をきちんと踏まえて議論しないと。
とにかく、今回の発言「それをあんたが言っちゃあお終ぇよ」ですね。