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痛いニュースに『元フジTVプロデューサーが国分太一へ苦言「左手は ケツを拭く手だ 箸持つな」』というエントリを見つけました。元フジテレビのプロデューサーである横澤彪氏がタレントの国分太一さんに対して、彼が箸を左で持っていることに苦言を呈したことでブログが炎上したらしい。
スポーツ界の場合、左利き=サウスポーは有利になることがままあります。これは大半の人が右利きなので、左利きの人と対戦すると、その動作やボールの変化が逆になることで戸惑いが生じるからだと思います。では一般生活ではどうなんでしょう。大半が右利きということで、生活用品は右利きの人を対象に商品を作ることが多い。そういう中で日常生活を営むときに、不便が生じることは否めません。とはいえ、左利きの人は結構器用な人が多いようで、あまり不便を感じない人もいるようです。
ただ、昔は左利きを右利きに矯正することが多かったですね。当時は左利きはよくないと考えられていたわけですから、右利きに矯正することが正しい子育てなんですね。ところが今は左利きに対して、昔に比べてかなり寛容になっています。左利き用のハサミなんかも販売されていますしね。
だから、横澤氏が左利きに対して違和感を持つことは、氏の年齢から考えると全然不思議ではありません。でもそれを批判することは、今の時代としてはちょっとおかしいような気がします。
例えば、大勢で食事をするとき、一人だけ左利きの人がいると、席の距離があまりない時には邪魔になることもないわけではありません。こういう時、左利きでも箸だけは右で持つような練習をしておけば、他の人の邪魔になりません。ちょっとした配慮なんですが、こういうことが意外とその人の魅力になったりします。
私は利き腕の違いよりももっと気になることがあります。それは箸の持ち方。なんかねぇ、日本に始めてきた外国人が箸を使うような持ち方を、日本人がするのはねぇ、みっともないと思ってしまうんですよ。箸の持ち方、理に適っていると思います。正しい持ち方をすることで、豆腐や豆を掴むことができるんではないでしょうか。
かくいう私も小さい頃は変な持ち方をしていました。でも小学校に上がる頃には正しい持ち方になっていました。これは両親に感謝しています。一人だけ変な箸の持ち方をしていると、違和感が出まくりです。これは社会人になったときに恥をかく可能性が高い。親の躾も含めて、その人の人格まで否定されるかも知れません。
箸の持ち方なんて・・・と思う人がいるかも知れません。でも、そういうところをチェックしている人も多いのも確かなんです。お客様を接待したときに箸の持ち方が変なやつがいると、それだけで取引を中止される場合もなきにしもあらずなんですね。
親の教育の1つとして子供の箸の持ち方をきちんと教えてほしいと思うのは、私だけではないと思うのですが、どうなんでしょう!?