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選挙報道などにかまけていたら、とんでもない話が出ていました。ITMediaからなんですが、『「iPodやPCからも補償金を」と権利者 私的録音録画小委員会』という記事を見つけました。
記事によると
「私的録音録画補償金」制度をめぐり、見直しを検討するために文化庁文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の会合が7月26日開かれ、課金対象となる機器の範囲などについて話し合われた。
私的録音録画補償金制度とは、MDやCD-Rなどデジタルメディアを使って音楽CDやテレビ番組などを録音・録画する場合に、一定の補償金を著作権者に支払う制度のこと。補償金はデジタルメディアの販売価格に上乗せして徴収している。 小委員会の会合は今年8回目。権利者団体や消費者の代表、識者らが集まり、補償金の徴収方法や対象機器の範囲などの見直しを検討しており、今年中に結論を出す。 「iPodなどのポータブルオーディオレコーダーや録音機能のついた携帯電話、PCなども補償金の課金対象に加えるべき」――実演家著作隣接権センターの椎名和夫さんや日本レコード協会の生野秀年専務理事など権利者側はこう主張した。 |
私は携帯なんかで音楽を聴く趣味はありません。でも権利者側は多分「録音できるんだから」の一言で補償金を取るつもりなんでしょう。こんな横暴なことってありますか!!!。また職場にあるPCでCDやDVDを再生することってあります???。それでも取るつもりなんですよね、権利者側って。
汎用記憶装置として使われているものに対して、補償金を徴収するってのはどう考えたっておかしいとは思いません???。音楽CDやテレビ番組を録音・録画するために使っているということを、権利者側が証明する必要があるのであって、ユーザが「メディアやハードを著作物の複製に使っていないことを証明」する必要があるというのは本末転倒です。
イギリスBBCでは、放送後1週間まではPCで視聴できるサービスを開始することを発表しました。また、アメリカでは大手のテレビ局がネットを使った「オンデマンド配信」を始めたようです。海外がこのような動きをしているのにもかかわらず、国内ではなんと情けない話を議論しているんでしょう。もう「アホか!!!」としか言いようがないですね。
本当、なんだかなぁ・・・という話ばかりです。