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IZAに『当然?やりすぎ?平手打ち警官に激励2000件』という記事が。これはもともと時事通信が『2007/09/05-08:57 巡査長を現行犯逮捕=高校生を平手打ち-神奈川県警』という記事への反応を書いたもの。この時事通信の記事だけを読むと、件の警察官のことを悪く言う人はあまりいないと思います。がIZAの記事を読むと、「おいおいおい」と思えるような内容が。
時事通信の記事は痛いニュースにも取り上げられていました。全体としては「なんで警官が逮捕されるのよ!?」という論調です。私自身そう思いましたが、「なんで、電車から降りた後なん??」とも思ってました。高校生も悪いところがあることは否定しません。実際悪ふざけでも、拳銃と見間違うようなライターを持っているというのは、ちょっと非常識ですよね。
IZAの記事を読んでみると
監察官室によると、生徒は4日夜、相鉄線の二俣川駅で急行電車から普通電車に乗り換えて、車内で拳銃の形をしたライター(全長約36センチ)をホームに向けてふざけていたが、駅員数名に注意されるとすぐにバッグの中にしまった。 その後、生徒が友人と談笑しているのを別の車両から見た巡査長は「反省していない」と感じ、鶴ケ峰駅で降りたところで生徒がいたため、階段を下る途中でいきなり怒鳴りつけ少年の髪の毛などをつかんで階段から下ろした。そして生徒に平手打ちを浴びせたほか、バッグからライターを出させ、投げ捨てた。 生徒はおびえて言葉を発することができず、口論などはなく巡査長が一方的に暴行を加えたという。巡査長は同僚と酒を飲んだ帰りだった。 |
このように、ある事件を報道したあとに訂正というかフォロー記事が出ることはあまりないと思います。今回は母親からのクレームもあって、県警監察官室としても詳細を報告せざるを得ない状況になってしまったのだと思います。でも県警監察官室からの報告がなければ、そのままになってしまっていたのではないでしょうか。新聞記者も忙しいというのはよくわかっていますし、自分の足で記事の裏付けをしていると思うのですが、警察などの報道発表を伝えることしかしていないですよね。
いままで私はニュースを鵜呑みにしないことを言ってきたつもりです。今回の報道はそれを裏付ける1つの事例なのではないかと思います。とは言え、まだまだ鵜呑みにする人は多いんですよね。どれが事実で、どれが事実でないのかを簡単に知る術がなかなか見つからない。
そういう術を子供達には是非身につけてほしいと切に思っているんですが・・・。