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あた坊さんのブログ「Kaitsのスクラップ・ブロッグ」で『中心市街地活性化に新支援制度』というエントリーを見つけました。ここには日経記事からの引用で、国交省の空き店舗対策について述べてます。
この記事のオリジナルはなにか?と気になってネットで検索すると、詳しい話が「経営からの地域再生・都市再生」というブログにありました。ここには
1)新・中心市街地活性化の現状-概要編
2)新・中心市街地活性化の現状-国交省編
3)新・中心市街地活性化の現状-経産省編
4)新・中心市街地活性化の現状-関連省庁編
と4回に渡って詳しい解説がされています。1)の冒頭に
新・中心市街地活性化法に基づき、認定された自治体の現状などについて9月初旬に内閣官房中活本部事務局がとりまとめて自民党に説明されました。その際の資料などを元に複数回に分けて、連載したいと思います。 |
でここを読んでみると新中心市街地活性化法の姿が見えてきます。あた坊さんが書いているように国交省の施策はハード面での整備についてのようです。で、経産省のほうがソフト面でのサポートということになるようですが、経営からの地域再生・都市再生の木下氏は
国交省同様に経産省もそれほど新法下だからということで、刷新されたと言えるような新しい政策が展開されていないと言えるでしょう。本来は旧来の事業が失敗した、と総務省行政評価局にも、また国民感情的にも認識されている従来の支援政策。本来は何が成功で何が失敗なのか、を明確に示して新たな中活法下では修正が必要であると感じるところではありますが、支援政策には誤りはなかったと判断されているのかもしれませんね。 |
私個人として考えるに、いまある中心市街地にいくらお金を投入しても活性化できるところはほとんどないと思っています。基本的に地域住民のライフスタイルと中心市街地のスタイルがマッチングしないんです。大都市の中心部以外は車がないと生活できない状況です。つまり生活の中心に車がある。車がないと生活できないともいえる状況です。
ところが、いまの中心市街地には車社会になる前に作られていますから、駐車場はほとんどなく、集客能力がどんどん落ちています。じゃあ駐車場を作ればいいのか?というと、そう簡単に作ることができません。地上に作るには土地が余っていないし、地下に作るには行政と手を組まないと建設費がでないし、時間も掛かってしまいます。
だから、私はもう「がらがらポン」しかないと思ってます。極論かつ空想論ですが、土地を強制収用して再開発をするか、新しいところに開発するしかないんじゃないか。中途半端に資金を投入してもなんともならないですよ。そこに住んでいる住民の考えも判らないではないですが。