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こりゃもう宗教戦争


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 相も変わらず、痛いニュースネタなんですが、『【日豪】豪メディア、日本人有志が作成した豪州批判のビデオ「白豪主義…」を紹介。豪で大反響…日豪の緊張を警戒』というエントリーが。

 最近のオーストラリアでの反捕鯨運動は政府が絡んでやってますから、もうむちゃくちゃ。でも日本政府としては日本国民に判るように反論をしているようには思えない。そこである日本人が You tube に「ダブルスタンダードなオーストラリアに文句言われる筋合いはない」という動画をアップしたんですね。そうしたら、コメント欄に書き込むのがすごくて、まあ炎上状態になってしまっている・・・ということのようです。

 このコメント欄、今見たところ1万件を超えていました。英語でのコメントは読むのが疲れるので、ほんの少しだけ流し読みしたんですが、OG側は非常に感情的になっていますね。こうなると論理的な議論ができないようになってしまってます。

 捕鯨を認める・認めないの論争はいろいろ調べてみると、もう論理的な議論じゃないですね。私はある種の宗教論争だと思います。極論すれば、家畜は食べてもいいけど野生動物(=鯨)はダメみたいになっています。ここで宗教論になってしまうのは、反対派の論理は家畜=神が人間に与えたものだから食べて良いけど、それ以外は食べちゃだめだということ。ここで「神」が出た時点で宗教論ですよ。

 日本人は昔から食べるために殺した生き物に対して感謝をしながら食べてきました。それが「頂きます」という言葉であり、各地にいろんな「塚」があるんですね。こういう感覚を反対派は理解できていない。これって究極すれば唯一神の考え方ですよ。自分たちの考え方に合わないことは否定する。

 しかし、日本政府って本当に宣伝が下手ですよね。IWCでの活動もそうなのですが、日本人に向けての広報も本当に下手だと思います。調査捕鯨で獲った鯨の肉が余っているって、全然ダメじゃないですか。これでは国内の機運を盛り上げることができないですからね。

 でも、英語をもっと勉強・・・って言うか最低限でもボキャブラリーを増やさないとちょっと厳しいなぁと思った今日でした。

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コメント (2)

捕鯨反対の裏:

たぶん政治的なバックアップが絡んでいると思いますよ。

アメリカが日本に牛肉の輸出量を増やすために調査をさせたら、日本人の主要蛋白源は魚とりわけクジラを肉の代わりに食べているとう結果がでたそうで、それなら捕鯨をやめさせるようにすればいい!という単純明快な作戦で、日本に圧力をかけていました。

ただし政治的に圧力をかけることは当時のアメリカ政府がリーダー的に主張していた自由貿易の精神に相反するため、自然保護団体を隠れ蓑に使ってた聞いた覚えがあります。

アメリカにならってオーストラリアも同じ路線をたどっているように思います。

ですから異文化が理解できなのではなく、理解することを拒否して捕鯨を再開させないようにし、自国の利益を守るという政治的策略です。

実際国際捕鯨委員会でも捕鯨賛成国は捕鯨によって利益を得ることができる北欧の国ぐらいでした。

捕鯨反対の裏:

たぶん政治的なバックアップが絡んでいると思いますよ。

アメリカが日本に牛肉の輸出量を増やすために調査をさせたら、日本人の主要蛋白源は魚とりわけクジラを肉の代わりに食べているとう結果がでたそうで、それなら捕鯨をやめさせるようにすればいい!という単純明快な作戦で、日本に圧力をかけていました。

ただし政治的に圧力をかけることは当時のアメリカ政府がリーダー的に主張していた自由貿易の精神に相反するため、自然保護団体を隠れ蓑に使ってた聞いた覚えがあります。

アメリカにならってオーストラリアも同じ路線をたどっているように思います。

ですから異文化が理解できなのではなく、理解することを拒否して捕鯨を再開させないようにし、自国の利益を守るという政治的策略です。

実際国際捕鯨委員会でも捕鯨賛成国は捕鯨によって利益を得ることができる北欧の国ぐらいでした。

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2008年01月08日 20:50に投稿されたエントリーのページです。

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