今日の中日新聞に『女性と若者、海外旅行離れ ネットの仮想体験が要因』という記事がありました。日本の新聞社はすぐにネットから記事を消してしまいますので、全文引用しますね。
女性や若者の海外旅行離れが進んでいる。携帯電話やパソコンの普及で娯楽費の使い道が変化したことや、インターネットの仮想体験で旅行した気分になりやすいことが要因。将来の市場縮小につながる恐れがあるだけに、旅行各社は無料雑誌や女性向けサイトなどで旅の魅力を訴え、女性と若者を呼び戻そうと躍起だ。
近畿日本ツーリストは昨年12月、若者向けの旅行情報をまとめた無料雑誌を創刊。同社店舗や、東京・渋谷駅など若者が集まる場所に置いた。人気アイドルのインタビューや卒業旅行の人気ランキングなどを掲載、旅行に興味がわくよう工夫した。 近ツーは3年前から高校生向けの卒業旅行も企画。無料雑誌などを通じてPRに努めた結果、利用者は徐々に増えているという。 日本旅行業協会によると、日本人の海外旅行者は1997年の約1680万人から、2007年には約1730万人に増加。しかし全世代に占める20代の割合は26・9%から16・3%に低下。女性旅行者も18万人以上減少した。 このため女性向けサイトの開設も盛んだ。JTB(東京)は今年3月、20-30代の女性に絞った旅行情報サイト「トラベルセレプリティ」を開設。本場のヨガ教室やエステの情報など、単なる観光を超えた旅先での楽しみ方を提案している。日本旅行(東京)も「旅美楽(タヴィーラ)」と題したサイトを今年6月に開設。近ツーも同様のサイトを設けている。 旅行業界では、当面の旅行需要は団塊世代の大量退職で旺盛さを維持できるとみており、今のうちに将来の顧客をどれだけ育てられるかが勝負になりそうだ。 |
その根拠はどこから出ているんでしょう。記事ではそのソースを明らかにしていないのですが、これは記者が勝手に解釈しているんでしょうか。それとも旅行代理店が言っているんでしょうか?。どちらにしてもそれは間違っていると思うんですけどね。
Startrekに出てくるようなホロプログラムだったら判らないでもないですが、ネットでいろんなことを調べただけで満足しますかね。もっと行ってみたいと思うのじゃないでしょうか。なんでもネットの責任にすればいいと思ってませんか。
それに記事では旅行情報サイトの話が出ていますよね。これってwebサイトが販促材料として十分価値があると言っているということじゃないですか。
今の若い人たちの気持ちを掴むことができない人たちの戯言のような気がします。そして犯罪が起こると過激なゲームソフトにその原因を持っていったり、売れ行きが落ちるとネットが原因にする。非常に安易な解釈しかできないようです。