ようやく、1つの仕事が仮オープンまでこぎ着けまして一段落・・・しているヒマはあまりないのですが、ちょっと一息入れることができたなというところです。
前に書いたのが2日ですから、2週間ほどブログに見向きもしなかったんですね。数少ないとは思いますが、読んでくれているみなさんにはご迷惑をお掛けしました。とは言いながらも明日も書くことができるかと問われれば、なかなか難しいんですが。
さて、今日もまた池田先生のブログからです。池田先生のブログ、はっきり言って私には難解なものが多いのですが、今日のは理解できました。それが『[中級経済学事典] 事後の正義』です。そこに
このように目先の正義感で規制を強化して市場をゆがめる思考法を、法と経済学で事後の正義とよぶ。それ自体は悪いことではないが、不況になっても労働者を解雇できなくなると雇用コストが上がるので、企業は正社員の雇用をますます減らす。それは結局、失業者を増やし、労働者を不幸にするのである。 |
これは政治でも企業経営でも同じことですね。後で振り返って見たときに、「あのときは大変だったけど、そのおかげで今があるよな」と笑って話すことができれば一番良いんですがね。
問題はその対策・方策が誰のために実行したかです。政治の場合は「国民」のはずなんですが、どうもそっちではないような感じがしてなりません。まあ国民全員が満足する施策はありません。そういう意味で麻生氏が「100点満点はあり得ない」というのは当たり前。当たり前のことを言っているのですが、メディアでは一部を切り取ることで、どうも偏向報道をしてしまうようです。
じゃあ、企業の場合はどうか。顧客が一番になるのは当然として、従業員も同じくらい考えなくてはいけません。この両者を同じ比重にすることはできませんけど、片方しか見ないのはそれこそ「片手落ち」になってしまいます。
うん!?、なにか足りないんじゃないと言う人もいるとかと思います。顧客・従業員に加えて最近は「株主」が大きな影響力を持つようになってきていますし、金融機関もそう。顧客・従業員をも加えて「ステーク・ホルダー」と言われていますけどね。でも私としてはその優先順位としては、やはり顧客と従業員のほうが高いと思っています。
結局、優先順位をどう決めるかになってしまいました。でもこれって経営者にとって一番重要なんじゃないかと思います。いろんな問題・課題が山積しているなか、何を最初に手を付けるのか、これを正しく判断できるのが「良い経営者」なんでしょう(そういう意味では私はあまり良い経営者ではありませんね)。
なんかまとまりのない文章になってしまいましたけど、今日はこの辺で。ではまた明日・・・書けるといいなぁ。
何故か、池田先生のところにトラックバック掛けられません。きちんとリンクしていると思うし。どこが悪いんでしょうねぇ。