ブログ巡りをしていたら、面白いエントリーを発見しました。それが宮脇睦さんの「マスコミでは言えないこと<イザ!支社>」の『ドライブレコーダー設置法』です。
ドライブレコーダー云々は別にして「運転の楽しさもマイカーを持っていることによる利便性を知らないからです。」と書いてあるのですが、非常に納得できる話ではないかと思います。知っていれば、お金を貯めるか、借金してでも買うという行動に出るでしょうからね。ただ購入資金だけでなく、維持費も掛かりますから「欲しくても維持できない」人という存在も無視できないんですけれど。
以前に「AISAS」という話を書きましたけれど、楽しさや利便性を知らなければ、最初のA(注意)というところにも届かないことになります。だから買わない、買う必要性を見出せないとうことなんでしょうね。
まあ、利便性は判っていても、自ら運転する必要性を感じない人もいるかも知れません。昔流行った言葉に「アッシー君」というのがありましたが、アッシー君がいれば自ら運転することもないですから。でもそれは「運転することの楽しさ」を知らないということにもなりますから、やはり「知らない」ということはとても大きなことなんですね。
企業は自社の商品・サービスを知らしめることからマーケティングの第一歩を始めます。でもなかなかそれが難しい。今日ある企業にお邪魔したのですが、タクシーの運転手に地名と会社名を言っても判りませんでした。それは運転手の不勉強ということもあるのですが、企業側のPR不足という面もある訳です。まあ、私自身も「タクシーの運ちゃん、場所わからんかもなぁ」と思っていたのですから、地図をプリントアウトしておけばよかったんですが。