今日は県立高校の入試があったようで、午後電車で名古屋に出かける際に受験生らしき中学生が駅にたくさんいました。私は三重県出身でして、高校受験は卒業式が終わってからでしたのでちょっとだけ違和感があるんですけどね。
その中学生より少し早く診断士の実務補習が今日で終わりました。私も第2クールで指導員をやりましたので、懇親会に顔を出してきました。
私が担当したメンバーはやり終えたという気持ちがかなり出ていたようです。私も実務補習(当時は3次実習と言って試験だったんですけどね)を終えたときにはほっとした気持ちと達成感があったように思います。もうそれから10年経ってしまったんですけどね。
中小企業診断士というのは筆記試験に合格しただけではなれません。この実務補習をこなさないとなれない。運転免許で例えると筆記試験は仮免許で、路上教習が実務補習といったところでしょうか。まあ卒業試験はないんですけどね。
この補習を終えてかなり意識が変わったとメンバーがいました。まあそうでしょうね。私は実習を受けるときには中小企業がお客様だったので、その実態を垣間見ていました。が最近合格した人たちは結構大企業というか有名企業勤務の方が増えてきましたから、なかなか実態を知るすべがないですからね。
正式には4月1日からですが、今日実務補習を終えたみなさんはもう中小企業診断士の仲間入りです。これからが勝負です。この実務補習という大きな経験を生かしていってほしいと思います。