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2006年10月28日

ある意味すごいブログ

 自分でブログを書くようになってから、他の人がどんなのを書いているのか、またランキング上位のブログってどんなんだろう!?と思い、いろんなところを読むようになりました。で、今日はいつか書こうと思ってたブログ2つを紹介します。

 1つはここ、「まだまだ進化する!?」です。ヨチ氏が自分の過去を赤裸々に語って、いや書いていらっしゃいます。両親・兄弟揃っている私にとっては信じられないくらい壮絶な経験を、小学生という時期にされています。
 でもう一つは、ヨチ氏の奥さんが書いている「オカルトありきな育児&育自日記」です。ヨチ氏のページにリンクが貼ってあります。基本的には育児ブログなんですが、自分の生い立ちなども書いてあります。
 両方のブログを読むと、私なんかまだまだだなぁと思ってしまいます。二親を亡くしていますが、兄弟4人が、住んでいるところはバラバラですが、仲良くできているというのは本当に幸せなことなんだと思えます。

 ブログつながりということで、ちょっと苦言というかなんというか!?。皆さん改行使いすぎ。心理状況を表現するのに改行を使うのは判らないではないんですが、もう少し詰めてくれると読みやすいんだけどと思うのは私だけかな??。
 ブログというのは基本は自分の日記ですから、何を書いても、どのように表現しても、作者の勝手ではあるんですけどね。でもランキングサイトに登録してるということは、「読んでもらいたい」と考えてるんですよね。ということは「読みやすい」ということも少しばかり考えてもいいのではないかと。
 と書くと天に唾してるなぁとは重々承知ではあるんですが。

 話を戻して、今日紹介したブログ、特に「まだまだ進化する!?」は読んでみる価値ありと思ってます。

(仕事さぼってブログ書いてると、どっかからクレームつきそうな)


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2007年04月20日

家電は本当に使いやすくなってきたのかな?

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 うちの事務員さんがパソコンを買いたいというので、相談に乗っていたのですが、ビデオカメラとかDVDレコーダとかの話まで拡がります。そこで思い出したのが池田信夫さんのブログ。『デジタル家電の足を引っ張るデジタル放送』なんですが、読めば読むほど業界のエゴが見えてくるようです。
 氏はその中で
-------------- 引用開始 --------------

昨年のDVDレコーダーの国内出荷台数は、前年比18%減となった。世帯普及率はまだ40%台なので、これは市場が飽和したためとは考えられない。その最大の理由は、関係者が一致して指摘するように、コピーワンスのおかげで操作が複雑になり、普通の視聴者には扱えない機器という印象が広がったためだ。たとえば、あずまきよひこ.comで紹介されているように、番組をPCで見るためには、DVD再生ソフトやDVDドライブなどをすべて買い換えなければならない。

しかし、もう一つの関係者が気づいていない問題がある。それはVTRでも不自由しないということだ。わが家のテレビは1999 年、VTRは1998年に買ったもので、映像はかなりひどいが、買い換える気はない。テレビは見えればいいので、画質なんか気にしてないからだ。そもそも「ひどい」と感じるのは、私が昔テレビ局のスタジオ・モニターを見ていたからで、普通の視聴者はひどいとも感じていないだろう。

-------------- 引用終了 --------------
 さすがに池田さん、明快ですね。「VTRでも不自由しない」、言われてみればそうですよ。ビデオばっかり見ていると「こういう機能がほしいなぁ」と思うんでしょうが、見る機会が減るとそんなこと一つも思わなくなります。

 最近仕事が忙しいこともあって、テレビ番組自体をみることが少なくなってきました。また録画して保存したいと思うものも随分減ってきたような気がしています。メーカーとしては買ってもらうためにいろんな機能を付加するんでしょうけど、「小さな親切、大きなお世話」になっているんでしょう。
 著作権の問題については、業界のエゴ丸出しのような気がしています。検討委員会のメンバーって、自分たちでコピーしたことないんじゃないでしょうか。確かに著作権って重要なんですけどね、あまりにも縛りすぎるとユーザが離れていくことを理解できていないのかな?と。

2007年06月02日

年金問題は

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 今日はお昼に個人的にショックなことがありまして・・・、ブログを書くモチベーションを維持できません。そこで人の褌で相撲を取るようなことになりました。

 とくダネでも年金問題を取り上げていましたが、ちょっと感情的になっているような気がします。なんだかなぁと思っているところに、てっくさんが非常に的確なブログを書いていらっしゃったので、それを紹介します。
 『Let's Blow! 毒吐き@てっく』というブログです。『消えた年金は組合のせい?』と『年金問題のミスリード』に年金に関する解説(?)があります。


 しかし、自民党もへんなチラシを作ってますねぇ。こんなことするとどこかと同じで、ブーメランが戻ってきませんかね??。
 それと、自治労ってすごいなぁ。もう開いた口が塞がりません。

 これ以上書くと、どこかに飛んでいきそうになるので、今日はここまで。

2007年06月10日

経営の実際

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 今日は自宅でのんびりしていました。こうやってのんびり出来る日があるのはいいですね。でも逆にブログを書くテーマが・・・。ってことで今日は今読んでいる人のブログの紹介です。

 ブログ人気ランキングをふらふらしてたら、ちょっと面白いというか気になるブログを発見しました。それが『★実録★倒産寸前の弁当屋を再生せよ!売上データ毎日更新中!』です。ご両親の経営する借金まみれの弁当屋を継いだ「再生請負人」さんが書いているブログです。

 仕事には関係のない話も若干あるんですが、ブログ主がどうやって借金を減らす努力をしているかが書いてあります。そこにあるのは私が診断士になるために勉強したことが、そのまま実践されています。是非頑張って借金返済ができるといいなぁと思っています。

 が、今の頑張りだけでは難しいのも確かな話ですね。プラスαがないと、いつ破綻してもおかしくないと思います。どこにすんでいるのかも判りませんので、なんとも言えませんけど。

 たまたま愛知県は自動車産業が好調で、景気のいい話が流れていますが、それ以外の業種に関してはそうでもないですからね。ちょっと日本の経済構造がおかしくなっているのかも知れません。真面目に努力している企業、経営者が報われていない。それっておかしいですよねぇ。

 私が持っている知識や力ではあまり役に立つとは思えませんが、少しでも役に立っているといいなぁと思う今日この頃でした。

2007年07月04日

MACJOB!?マックジョブ!?

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 自分ではネットでいろんな言葉に出会い、まあまあ知っているほうだと思うのですが、それでも初めて聞く言葉に何度も出会います。タイトルの「マックジョブ」も初耳の言葉で、てっくさんのブログ「Let's Blow! 毒吐き@てっく」の『マックジョブ-日本の怖い現実に続く・・・』で知りました。

 このエントリは「おいしいハンバーガーのこわい話」という本から書かれてます。ブログによるとマクドナルドに限らず、アメリカ(?)のファーストフード業界では
長く働きつづけて貸金が上がった少数の腕のいい従業員より、低い賃金でも喜んで働く未熟なパートタイムの従業員」を求めているとあります。また、

 こうしたきびしい規則のおかげで、ファストフードの店では、いつでも同じ味の食べものを作ることができる。店員も注文にすばやく対応できる。そして会社は店員に対して、おそろしく大きな力をふるうことができる。管理システムやキッチンの機械にあらゆる知識が組みこまれてしまえば、店にはもう腕のいいコックはいらない。必要なのは、言われたとおりにやる人だけ。手に職のない従業員は、安く雇える。

 このシステムはひとりひとりの能力を称えることはせず、ひたすら取りかえのきく従業員を求める。すぐに雇えて、クビにできて、取りかえのきく人間を求めているのだ

ともあります。これを読んで、ファーストフードって「流れ作業で製品を作る工場」で作られているんだと思いました。たしかにそうですよねぇ・・・。

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2007年07月06日

左利きを批判するよりは・・・

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 痛いニュースに『元フジTVプロデューサーが国分太一へ苦言「左手は ケツを拭く手だ 箸持つな」』というエントリを見つけました。元フジテレビのプロデューサーである横澤彪氏がタレントの国分太一さんに対して、彼が箸を左で持っていることに苦言を呈したことでブログが炎上したらしい。

 スポーツ界の場合、左利き=サウスポーは有利になることがままあります。これは大半の人が右利きなので、左利きの人と対戦すると、その動作やボールの変化が逆になることで戸惑いが生じるからだと思います。では一般生活ではどうなんでしょう。大半が右利きということで、生活用品は右利きの人を対象に商品を作ることが多い。そういう中で日常生活を営むときに、不便が生じることは否めません。とはいえ、左利きの人は結構器用な人が多いようで、あまり不便を感じない人もいるようです。

 ただ、昔は左利きを右利きに矯正することが多かったですね。当時は左利きはよくないと考えられていたわけですから、右利きに矯正することが正しい子育てなんですね。ところが今は左利きに対して、昔に比べてかなり寛容になっています。左利き用のハサミなんかも販売されていますしね。

 だから、横澤氏が左利きに対して違和感を持つことは、氏の年齢から考えると全然不思議ではありません。でもそれを批判することは、今の時代としてはちょっとおかしいような気がします。

 例えば、大勢で食事をするとき、一人だけ左利きの人がいると、席の距離があまりない時には邪魔になることもないわけではありません。こういう時、左利きでも箸だけは右で持つような練習をしておけば、他の人の邪魔になりません。ちょっとした配慮なんですが、こういうことが意外とその人の魅力になったりします。

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2007年08月06日

漢字の統一・・・プログラマーは楽にはなるかも、でもねぇ

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 今日はちょっと変わったところからの引用です。中国の掲示板というブログを見つけまして、面白いエントリーを発見しました。それが『日本中国台湾で漢字を統一しよう!』です。

 東南アジアは漢字を使う国が結構あります。すぐに思い浮かべるのが、日本と中国。台湾は国になるのか、地方になるのかはここではコメントしませんが、台湾もそうです。韓国は名前だけ漢字を使っています。中国本土は簡体字といってかなり省略された字体です。台湾は繁体字という全く省略されていない漢字です。日本はと言うと簡体字と繁体字の中間というところでしょうか。

 まあ、詳しいところは、エントリーを読んでもらうことにして、結果としては・・・まあ無理ということになるようです。でも繁体字、日本で言う旧字体を知っていると、漢字の成り立ちがよくわかり、学習効果が上がると思うのですが、どうでしょう。
 中国本土の省略方法は、読みが同じものを1つにしたり(面と麺→面)、偏や旁だけにしたり(例えば「関」という漢字は「关」)、日本で言う草書体に近い書き方をしたり。もう記号みたいですね。日本人が中国に行くと、読めないんです、漢字が。一応筆談はなんとかなるんですけどね。例えば「无」という文字、これって日本語だと何だか判ります???。実は「無」なんですよ。

 でも、統一されたとしてですね、今更新しい漢字を覚える気力・能力が私に・・・あるかなぁ・・・(^^;

2007年08月08日

ネット時代の中抜き現象

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 池田さんのブログに『iTunes Storeも「中抜き」される?』というエントリーが。詳しい内容はリンクを読んでもらうとして、インディーズやメジャーも含めてLPやCDで音楽が消費者の手元に届くのがいままでの常識でした。この流通方法だと、レコード会社から流通業者を経由して、小売店で私たちが購入するというもので、歌手やプレーヤーから私たちの手元に届くまでにたくさんの企業・人の手を経由しています。amazonで購入しても基本的には同じです。  池田さんのブログで紹介しているサイト「Musicstem」では、歌手・プレーヤーから直接音源を送ってもらい、それをネット経由で直接消費者に届けるシステムをとっているらしい(実はサイトが英語なんでよく理解できていないんです)。メディアとしてのレコードやCDを用いないで、音源データをやりとりするということなんですね。

 今でも、いわゆる流通の中抜き現象はあるのですが、商品が物理的に存在するために、どうしてもいくつかの企業が介在せざるを得ません。がネットの場合は「データ」の流通ですから、より中抜き現象が顕著になっていると言うことですね。
 言われてしまえば、当たり前の話なんです。が、日本ではなかなか難しいんでしょうね。なんたって「著作権管理団体」がいますからね。ここが手を変え品を変え、なんとか搾取しようとうごめいていますから。

 「ソフト」の流通はこれからどんどん形を変えて発展していくんじゃないかと期待できるエントリーでした。ただ、こういうことが、日本が最初にならないことがさみしいですね。今ネットで流行っているものの大半は、海外サイトですからねぇ。

ネーミングライツ

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 最近は、公共施設などに企業の名前などを付けるネーミングライツ(命名権)が売買されています。この間知ったのが名古屋市民会館が「中京大学文化市民会館」に変わっていました。またレインボーホールは「日本ガイシホール」となってます。
 こういうのって、あまり好きじゃないんですが、時代の流れなんでしょうね。wikiによると、ネーミングライツは施設命名権と呼ぶそうです。このwikiのページにはネーミングライツによって名前が変わった施設の一覧があります。

 ところが、人の名前はどうかというと親が決めた名前は、相当の理由がない限り変えることはできません。だから、子供が生まれるときには両親は知恵を絞って名前を付けます。ところが、ひねりすぎて「えっ!?」という名前を付ける親もでてきます。それを皮肉った動画を見つけました。それが、SWFBLOGの『最近の親が子供に名付ける奇抜なネーミング集』と『最近の親が子供に名付ける奇抜なネーミング集 低学歴編』。こんな名前を付けられた子供はかわいそうな気がしてしかたがないですね。


 商品名も似たようなものですが、売れない時には名前を変えることもありなので、ちょっと人名とは違います。とはいえ、名前一つで売れ行きも違ってくる場合もありますから、慎重にならざるをえませんね。でも面白いのが競走馬の名前。同じくSWFBLOGに『珍名さんいらっしゃい「競走馬」珍名集』というエントリーがあって、さすがに笑ってしまいました。

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2007年08月10日

交通事故に遭う

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 今日はもう大変な日でした。自宅から商工会議所に出掛ける途中、県道との交差点で信号が青になったので車を発進させたら、急に左から車が出てきて衝突。いや~、まいりました。相手は赤信号なのに堂々と右折しようとしたらしい。おかげで今日の予定は狂いっぱなしで、一部のお客さんにはご迷惑をお掛けしてしまいました。

 まあ、相手の運転手が信号無視をはっきり言ったので、保険会社からこちらに落ち度なし(つまり100対0)と認めてくれたので、助かりましたけど。運転されていた人は紅葉マークのご婦人だったこともあり、きちんとご自分の非を認めてくれたみたいです。

 交差点に入ったら、急に右からなんか見えたと思ったら衝撃を受けました。ぶつかったときは「一体何が起こったの???」状態です。相手の車の左前と私の車の右前がぶつかったのですが、もう少し私が早く入っていればドアのところにぶつかっていたかも知れません。そうなると大けがになっていたかも??です。
 衝撃で右肩とこめかみをドアにぶつけてしまい、まだちょっと痛みが残っています。一応、整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらったのですが、異常はないようです。

 本来なら11時に商工会議所で部会に参加し、その後名古屋に移動して2件ほど回ってくる予定だったのですが、会議所の部会は参加できず、名古屋での仕事は1件だけになってしまいました。1件目にちょっと時間を取られたために、2件目に行こうとすると病院での診察時間に間に合わなくなってしまったからなんですけどね。

 しかし、事故に遭うと人間動転するもんなんですねぇ。警察に電話しようと携帯を取り出したのですが、手が震えてボタンを押すことが出来ず、ちょっと焦ってしまいました。ようやく電話できて、警察が来るまでのしばしの間、ガードレールに腰掛けていたのですが、全身の力が抜けたような状態に。





 で、事務所に戻って痛いニュースを眺めていたら『「こんなにひどいのは初めて見た」 中国車の安全性は「最悪」=WSJ紙』というエントリーが。いや~、日本車に乗ってて本当に安心しましたよ。これが中国車だったら、私大けがしてたんじゃないかなと。

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2007年08月17日

稀星=きらら???



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 痛いニュースに『“稀星(きらら)ちゃん”出生届、「名前読めない」として立山町は受理せず→しかし富山市では受理…判断分かれる』というエントリーが。以前にとんでもない名前をつける親のことを書いたのですが、今回は「稀星」という名前が、自治体によって受理するかどうかの判断が異なったという話です。

 個人的には、あまり変な名前を付けるのは子供にとってよくないことなんじゃないかと思うのですが、子供によって通さなかった立山町のほうが良いのか、受理した富山市のほうが親切なのか・・・。結論はでないにしても、難しい判断だと思います。

 痛いニュースのコメント欄に、大人になったときに云々と書いてあるのですが、今は変な感じに思えるかも知れませんが、慣れてしまえばそんなもんかなぁ!?とも思います。私が小さい頃のおばあさんたちの名前は、トメ、ウメとかと言う名前が多かったのですが、今ではそんな名前の人は少なくて、普通に「~子」が多いんじゃないでしょうか?。時代は流れていくものですから、「きらら」ちゃんが老人になった時にはそういう名前も違和感がなくなっているかも知れません。

 今回の問題は漢字と読みがなが一致しないことだと思います。さすがに「稀星」が「きらら」とは読めないですよ。シンプルにしたほうが良いと。漢字ではなくひらがなで届けを出せば、問題なく受理されたと思うんですよね。親が子供の名前を付けるときは、七転八倒しながら、その子の将来を見据えつつ、名付けるものだと思っています。またそうであって欲しい。

 まあ、お隣の中国では「@」を名前にするという暴挙に出た親がいるそうですから(ITMediaの『子供の名前を「@」にしようとした中国の夫婦』という記事です)、それと比較すればまだまだ可愛いほうなんですけどね。「@」を中国で読んだとき、発音としては「あ~た」に近いらしい。そこで「愛他」と読ませれば、彼(彼女)を(世界中の人が)愛する」という意味になるから、「@」にしたいとか。

 まあ、どこの国でも親バカ・・・いやバカな親はいるようで。なんか変な世の中になってきたような気がしてます。

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2007年08月30日

WikiScanner って知ってました?


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 痛いニュースに『厚労省がWikipediaでエロゲ「ななついろ★ドロップス」の項目を編集していた事が判明、農水省は「ガンダム」を』というエントリーが。元ネタはITMediaの『総務省や文科省もWikipediaを編集していた 「WikiScanner」日本語版で判明』という記事です。

 WikiScanner はWikipediaを編集した組織や企業が分かるツールです。もう少し詳しく説明すると編集したIPアドレスがわかるんですね。でそのIPアドレスから「組織や企業」が whois サービスを使うと判るということです。WikiScanner の日本語版ページには代表的なところはもう登録されています。
 ITMediaの記事には

 省庁のIPアドレスで調べてみると多くの編集が見つかる。例えば総務省からは、「電子投票」の項目が10回以上編集され、電子投票のセキュリティーに関する内容が書き換えられているほか、「水曜どうでしょうの企画」を詳細に説明する書き込みや、シミュレーションゲーム「蒼き狼と白き牝鹿」に関する書き込みもあった。

 文科省のIPからは、本間正明・元政府税制調査会会長に関するスキャンダルが削除されていたり、「コミュニティ・スクール」の項目で、文科省自身が作成したWebサイトについて「かなり充実している」と自画自賛も。

 厚生労働省からは「薬物」などの項目で編集があったほか、アダルトゲーム「ななついろ★ドロップス」の項目で解説も書き加えられていた。宮内庁は、天皇陵や歴史関連の書き込みを編集しており、宮内庁に関連する疑惑の指摘を削除した跡も見つかった。農林水産省からは、ガンダム関連で大量の書き込みがあった。

とあります。基本的には、書込はボランティアで、その内容については誰も保証しないものですが、
行政機関からの編集について調べてみると、総務省や文部科学省、宮内庁などから、行政に関わる内容からエンターテインメント関連まで、さまざまな内容について編集があったことが判明。行政に批判的な内容を削除する編集も見つかった
とあり、批判的な内容を削除するなんてのは・・・、いけませんねぇ。

 それにしても、結構オタクがいるんですねぇ。「農林水産省からは、ガンダム関連で大量の書き込みがあった」なんて・・・(^^;。

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事件はよく調べないと・・・


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 もうみなさんニュースで知っているかと思いますが、『10病院に受け入れ断られ、救急搬送の妊婦流産』ということが奈良県で起こりました。リンクしているIZAのページには詳しいことは書いていないのですが、よく調べてみると行政の問題ですましていいのか?と思ってしまうことがあります。

 まず、救急車が呼ばれた時間と場所。『午前2時44分ごろ、橿原市内のスーパーマーケットで買い物中、「下腹部が痛い」と訴え、同居の男性を介して119番通報した。』なんだそうです。妊婦がなんで夜中の2時にスーパーマーケットにいるんでしょう。
 また、『 女性にかかりつけの医師はなく、通報を受けた同組合が県内の空きベッド情報を確認したところ、県立医大病院(橿原市)にベッドがあったものの「手術中で対応できない」と断られたという。』ということで、かかりつけの医師がいないって!?。
 妊娠したことが判っていないのであれば、かかりつけの医者がいないのは十分わかるんですけどね。『知人男性が「過去に流産している。今も妊娠しているが、切迫流産しているかもしれない」と119番した』ということですからねぇ。

 このあたりを指摘されているのが、私の知る限りでは2つのブログ。1つは「暴れ熊ラスカル」の『ニュースはじっくり読もう』というエントリーと、「こんなのってどうかしら?」の『受け入れ難航、妊婦搬送の救急車事故で流産』というエントリーの2つだけのようです。

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2007年09月04日

権利者側の言い分は


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 痛いニュースで『【著作権】 「年100万超の著作権使用料、突然なくなるとショック」「期間70年に延長を」と権利者ら…文化審』というエントリーを見つけました。ここには権利者側の言い分しか掲載されていないので、元記事(ITProの『著作権の保護期間延長問題、権利者側への反論相次ぐ――文化審』)を読んでみることに。

 この問題、著作権法での保護期間をどうするかというものですね。現行では(著作権者が死亡してから)50年間なのを、70年間に延長しようと議論している訳なんですが・・・、どう読んでも権利者側の意見って「わがまま」を言っているような気がしてなりません。

 権利者側の意見としては

「谷崎潤一郎、江戸川乱歩、横山大観などはあと数年で保護期間が切れる。彼らの遺族が受け取る著作権使用料は、それぞれ年間100万円を超える額だ。これらが突然切れるのはショッキングなこと。遺族の権利を守りたいし、それが作家のインセンティブ向上をもたらす」
(ミュージカルの世界で脚本、歌詞、楽曲を日米英の創作者が分担するというケースを仮定し、保護期間の算出方法の違いを説明する資料を配布。その上で、)「初演国が米国か英国か日本かによって、保護期間が変わってきてしまうという問題がある。こうした保護期間の長短が原因で、日本国内でのミュージカルの上演に影響が出る可能性も考えられる」
「作品を発表する場が有体物からインターネットへ変わってきている。欧米より先に保護期間が切れたからといって、日本のサーバーから世界へ向けてコンテンツが発信されるのを放っておいて良いのか。実際に不都合が現れる前に対策を講じておくべき」
「安定的な職業に就く人には退職金もあるし、株式や土地を買うこともでき一定の財産を残せる。一方で創作者は、生前にそうした財産を残すことはできず、ただ創作物を遺族に遺すだけだ。安定的な職業の人と差があって良いのか」
「希有な才能と並はずれた努力をした人を誰がとがめられるというのか。そういう人は死後50年といわず、いくらでも稼いで問題はないはず。議論の方向性があまりに平準化の方向に向かうのは良くない」
「日本が今後コンテンツ分野で海外展開していく中で、保護期間が短いままでもリーダー国として発言力を持てるのか。広い視点で保護期間問題を考えるべき」
 一方、反対意見としては
「日本文藝家協会は著名作家の遺族、それも40~50代以上の遺族のためだけに、現在自由に使えている(死後50年以上70年未満の)著作物を使えなくさせようとしている」
「谷崎潤一郎や横山大観の著作権切れは、そんなに悪いことなのか。十分に儲けた人がさらに収益を得るだけ。祖父の著作権で孫がのうのうとするというのでは、社会正義としてどうなのか」
「向こう10年で保護期間が切れる著作物のうち、経済的価値のあるものは1%以下だろう。その1%のために保護期間を延長すると、残り99%超の流通が阻害される。また、日本と欧米では著作権の規定が異なることも多いし、欧州と米国でも違う点は多い。なぜ保護期間問題だけを選別的に取り上げ、欧米に合わせようとするのか」
「日本のサラリーマンでも、近年は退職金が出ない人が増えている。創作者でも株式や土地を買うことはできるし、創作者とサラリーマンの違いはさほどない。日本の著作権法は罰則規定が世界的に見ても厳しくなっているし、米国の著作権法では相互主義を排除している。欧米にそろえるため保護期間を延長するというのは理由にならないし、延長したところで完全にそろうわけではない。都合良く長い方に合わせようとしているだけではないか。もし本当に保護期間をそろえたいならば、世界知的所有権機関(WIPO)に提案して、その決定に従うというのはどうか」
「以前の会合で実施した関係者からのヒヤリングにおいて弁護士の福井健策氏は、著作権に関連する契約を多数手掛けてきたが、法律の規定の違いが契約に影響することは一度もなかったと表明していた。そうした意見は尊重すべき。保護期間が短いからといって、日本で著作権関連の契約をしないという人はいないだろう」
「欧州連合(EU)では保護期間を延長する際、商品の自由流通や平均寿命の延びを理由として挙げていたが、そうした理由を日本にそのまま当てはめられるのか。物流や貿易を域内で自由化しているEUと日本は異なるし、日本のサーバーで公開したコンテンツに、例えばフランスからアクセスされることがどれくらいあるのか検証が必要。平均寿命も、かつて55歳だったものが75歳に延びていれば、その分著作者の存命期間が延び、保護期間もその分延びることになる。また著作者の寿命が延びれば、著作者の死亡時点における子供の年齢も上昇するわけで、遺族の財産保護の必要性を正当化できないのでは。賛否いずれにせよ、十分な根拠を出すよう慎重に検討すべき」

 どっちが説得力あるかって、言うまでもないと思います。どう考えたって反対側のほうがまともな意見としか思えない。

 著作者が亡くなってからの権利を一定期間保護する意義はわかります。例えばゴッホは生前はまったく評価されていなくて、死んでから評価されています。そういう意味では保護すべきという意見には反対しません。でも延長すべきという意見は、全く論理的でないと思いませんか?。
 元々アメリカが50年を70年に延長した理由、これって自国著作物(つまり初期のハリウッド作品など)を保護するためだと言われています。まあ、ミッキーマウスを守りたい訳です。つまりアメリカのわがままなんですよ。

 また、親の財産を受け継ぐことはよしとしましょう。でも70年に延長して孫の代まで受け継ぐ正当性ってあるんでしょうか!?。ましてや「年間100万円超の著作権使用料、突然なくなるとショック」なんてどう考えてもエゴです。「祖父の著作権で孫がのうのうとするのは、社会正義としてどうか」のほうが納得できると。

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2007年09月05日

子供と子ども、障害者と障がい者


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 ちょっと古い話ですが、痛いニュースに『「障害者」表記を「障がい者」へ』というエントリーがありました。元記事は東奥日報(青森県)の記事です。

 もともと障害者という文字は障碍者というものでした。この「碍」という漢字が当用漢字ではないために、「害」という漢字を使うようになったとう経緯があります。それを無視して「害」という文字のイメージがよくないということで、ひらがなに置き換えるというのはおかしい。それよりも碍という文字を当用漢字に入れたほうがいいと思うんですが、どうなんでしょう。
 元々使われていた「碍」という漢字はどういう意味なんでしょう。ちょっと変わったサイト「サンルイ超漢字検索サイト」で検索してみたところ

句点コード(1923) シフトJISコード(8A56)
(礙の異)(準1級)
ガイ・ゲ・さまた-げる・ささ-える

碍子 がいし 電線と柱を絶縁する器具。
無碍 むげ さしさわりがない。

とあります。もう一つ「害」という文字を yahoo!辞書で調べてみると
悪い結果や影響を及ぼす物事。「健康に―がある」「農作物に―を及ぼす」←→益。
とあります。
 やっぱり「碍」を使うべきなんじゃないでしょうか。

 この話の証拠を調べているうちに、あるサイトにたどり着きました。それが『差別用語”と呼ばないで』というところです。ここに「障害者」や「子ども」について詳しく記載されています(ここのサイト読み応えがあるんです。あっという間に1時間以上経ってました)。
 「子ども」の話もそうです。詳しい所は、上のリンク(「差別用語と呼ばないで」)を見てもらうといいんですが、「子供」は「大人の所有物でもないし、よってお供ではない。お供え物でもない」ということで、「供」という漢字をひらがな表記にしようとしたようです。おかしい、絶対におかしいです。

 言葉はうつろうもの。時代とともにその用法や意味までも変わってしまいます。例えば「全然」というのは、必ず「ない」という否定形がつくものでした。「全然問題ない」というようにですね。ところが今は「全然OK」でも通用し出しています(私としてはちょっとおかしいよなぁとは思うのですが)。まあ、「全然。OK」と言っているんだと解釈できないことはないんですけどね。

 話を戻すと、問題がある(と思われる)漢字を安易にひらがなにするというのは、その語源・用法や意味を考えるのであれば、大間違いだということです。こどもは「子供」、しょうがいしゃは「障碍者」なんです。たしかに「障害」という漢字を使うのは間違ってます。だからといって「がい」とひらがなにするのは間違いで、「碍」という文字を使えるようにすべきなんです。

2007年09月15日

理科離れを推し進めるもの???


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 政治の話から教育の話に変わります。私は元々理系の人間で、最近の理科離れには日本の将来にとって大問題だと思っています。で、痛いニュースに『市民団体の要望で中学生のマウス解剖中止 「生命の大切さを知るために殺すのは本末転倒」』というエントリーを見つけました。元記事は東京新聞です。
 渋谷区教委が主催する中学生向けセミナーで、マウスの解剖を行うことについて、市民団体「動物実験廃止・全国ネットワーク」と「地球生物会議」(文京区)が中止するよう要望し、区教委は十四日、中止を決めた。

 セミナーは、中学生の科学離れを食い止める狙いで毎年開催しており、解剖や化石の発掘など、学校ではできない本物に触れる実験や体験を行っている。ことしは全五回で、区内の中学生十四人が応募。初回の二十九日がマウスの解剖だった。昨年まではカエルを解剖していたが、両生類の致死率が高いツボカビ病が今年、国内で初確認されたことなどから、マウスに替えたという。

 区内の会員が区報で募集記事を見たのがきっかけで、両団体は▽映像など代替方法がある▽生命の大切さを知るために殺すのは本末転倒▽インドやスイスでは子どもの生体解剖を禁止している-などと十二日、文書で中止を要望した。

 あぁ、一体なに考えているんでしょうねぇ、この2つの団体って。中学校の授業でやっているんじゃないですよ。そういうのに興味がある中学生なんですから。こういう実験というのは非常に大きな経験になるんですからねぇ。
 ここにある反対意見、もっともらしくありますが理由になっていないと思います。
(1)映像などの代替方法がある→解剖経験と比べれば全然効果が低すぎます。
(2)生命の大切さを知るために殺すのは本末転倒→人間が生きるために、いろんな動物の犠牲になっていることを、身をもって体験することとのほうが重要じゃないですか!?。
(3)インドやスイスでは子どもの生体解剖を禁止している→他国と比較する意味がわからない。

 まあ、正直な話、私もマウスの解剖だとちょっと引きますけどね。でもね、こういう実験を学校でしなくなったことが理科離れの一因でもあるわけです。もっと児童・生徒にはそういうことを体験するチャンスを与えることが必要なんですよ。それを

 両団体の事務局を務める東さちこさんは「ネズミの解剖中止は一つの成果だが、カエルや魚ならよいわけではなく、今後も運動を続けたい」と話した。
って・・・。
 人間はこういう動植物のおかげで生きています。ましてや、大学や研究機関では、実験動物の供養塔を作っていることが多いです。つまり実験動物の犠牲に感謝して、日夜研究しているわけです。無駄な殺生はしていないんです。
 解剖の前に実験動物に感謝し、終わったらきちんと供養する。これってものすごく教育効果が高いですよ。論理の飛躍と言われるかも知れませんが、「動物・人間の死」というものに関わることが、切れる子供を作らないための一手段なんじゃないかとも思います。

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2007年09月26日

やっぱり・・・わからんよねぇ


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 ここ数日、池田信夫氏のブログに注目していたんですが、hamachanこと濱口桂一郎氏との論争??になってしまい、余計に判りづらくなってしまいました。

 元々は『労働組合というギルド』というエントリーから始まっています。ここに書いてあることについてはなんとか半分以上理解できたのですが、コメント欄と濱口氏のブログhttp://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/、特に『半分だけ正しい知識でものを言うと』を読んでるとどうも混乱しちゃいますね。
 そういう意味では『裏表(Phinloda のもう裏だか表だか分からないページ)』(フィンローダさんのブログ)に賛成というかまったく同意ですね(プロファイル見て、「あぁあのフィンローダさんなんだと思っちゃいました。いや~懐かしい名前ですよ)。

 話の根元は格差社会問題。現状では、ワーキングプアと言われている低所得者層が増えていることなんですよね!?。そこには正規社員と非正規社員が存在することが、問題の根元だと池田氏は述べている(と理解している)。そこには労働組合があって、正規社員の既得権益を守っている。それがダメダメなんだと。

 確かにそう感じるところはたくさんあります。特に官公庁の労働組合は全く酷いものだと思いますね。社保庁しかり、全逓(こっちでよかったよなぁ)もそうです。自分たちの既得権益を、どうすれば守ることができるかしか考えていないとしか言いようがないです。
 でも企業別労働組合はどうなんでしょうね。自分たちの権利を主張しているのは間違いないですが、主張しすぎると最悪の場合には所属している企業がつぶれてしまいますから、どこかで妥協しているんじゃないかな?とも思えるんですよね。御用組合というのもありますしねぇ。
 ただ、こういう企業別組合が集まった産別労連や連合になっちゃうとおかしな方向に進んでいるとしか思えない。

 正規社員とか非正規社員と言っても、これは大企業の問題のような気がしてならないんです。中小企業にとって正規社員だろうが非正規社員であろうが、ともかく労働力が欲しいんです。ただ、雇う費用が出ないんですね。取引先からは納期短縮とコスト削減を強力に言われながらも、品質を落とすことができない。極端な言い方をすれば、じわじわと真綿で首を絞められているのと同じなんじゃないでしょうか。だからということもないのかも知れませんが、自分の子供に跡を継がせる社長がどんどん減少しています。子供は親が大変な目をして会社経営をやっているのを目の当たりにしてますから、別の会社に勤めている子供が会社を退職して跡を継ぐとなると、配偶者や子供を説得できないこともあるんじゃないでしょうか。

 ただ、中小零細企業の経営者の目から見ると、給与水準がどんどん高くなってきており、どんな形であれ人を雇うことが難しいのは間違いないと思います。自営業者である私も、人材特にプログラマやSEは欲しいです。でも人件費を考えると優秀な人材を見つけることは99.9%できません。自分が雇われることを考えて欲しい給与の半分しか出すことが出来ないんですからねぇ。まあこれについては私の才覚のなさも影響しているとは思いますが。

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2007年11月14日

女性の感性は・・・


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 いつもの痛いニュースからなんですが、ちょっと面白いというか、気になる話です。それがこの『「乗るとやせる」「肌がうるおう」女性からみて車に追加して欲しい機能ランキング』というエントリー。

 元記事はgooランキングからなんですが、女性が車に求める追加機能のベスト20を挙げています。いやぁ~すごいもんですねぇ。こういう感性は男性からは出てこないでしょうね。特に、
 第1位:運転席でも日焼けしない
 第4位:肌がうるおう
 第11位:乗るとやせる
 第15位:マッサージチェア
というのは、女性特有の解答でしょうか!?。わからないではないなぁという解答が、
 第3位:苦しくないシートベルト
 第9位:自動ブレーキ装置
ですね。
 第7位の足がむくまない・・・って、運転していると浮腫むんでしょうか?。座席の高さと足の長さが合っていないからなのかなぁ???。

 この回答をみてみると、車を運転することに対しての要求が少ないんですね。男性にとってはどうでもいいようなものを要求しているんです。この回答をおかしいなんて言いません。移動手段としての車が持つ機能については満足しているから、それ以外の付加価値をつけてほしいと言っているのだと思います。

 ということは、既存の商品をもっと売ろうとするには、商品の機能を追求するのではなく、別の機能を追加するほうがいいんじゃないか?とも思えます。
 実は今日テレビで、新世代DVDレコーダーについて特集をやってたのをたまたま見ていたんですね。BlueRayとHDDVDです。録画時間とか値段など比較点はいろいろあるのですが、メカに弱い人たちは、技術的な話よりも、如何に簡単に録画や再生ができるほうが重要なんじゃないでしょうか?。

 まあ、今回のアンケート、新商品開発や商品改良のヒントになる・・・、なればいいなぁ(^^;

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2007年11月27日

ネット配信 VS CD


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 池田信夫氏のブログ「池田信夫 blog」に『ネットはクリエイターの敵か』というエントリーが。
 このエントリーを読んで思ったこと。レコード会社や放送局って新しいビジネスモデルに対応できない恐竜的な存在なんだなと。それとクリエーターに放送局やレコード会社が含まれるってのは、直感的には思えないものなんだなと。まあクリエータの一部ではあることは間違いないんですが。

 レコード盤からCDに変わったときは、単に物理メディアの変更だったんですね。ところがネット配信はメディアが増えたということになります。それもデータが何回コピーしても劣化しないし、コピーが簡単にできちゃうメディア。ということは、ネットという新しいメディアに対応したビジネスモデルを作り上げなければ、売上が減少するのはある意味当然の結果だと思います。

 物理的なメディア作成費(CD・DVD、パッケージ、POP等)が必要ないですから、極端な話になるかも知れませんが、CDの半額でも元が取れるんじゃないでしょうか。1曲単価が安ければコピーせずに購入する人が増えるだろうし、マニア受けしかしないものでも簡単にメニューにのせることができるでしょうしね。

 池田氏が最後に書いていますが、これはもっともな話。

岸氏がみているのは、本源的なクリエイターの利益ではなく、エイベックスというレコード会社の利益にすぎない。それが減っているのは、要するにレコード会社は衰退産業だからである。もっと効率的にコンテンツを流通させるメディアが出てきたら、CDが没落するのは当たり前だ。レコード会社にとってミュージシャンは不可欠だが、逆は成り立たない。マドンナにとってはCDよりライブのほうが重要だし、レディオヘッドのようにレコード会社を「中抜き」して、ミュージシャンが彼らの創造した価値の90%をとる時代が来るかもしれない。守るべきなのはクリエイターの利益であって、レコード会社の利益ではない。

 レコード会社は「企業」なんですから、利潤を得るための方策を考えなきゃいけません。それが従来の方法に固執するのは間違っています。

2008年01月21日

クリエイティブコモンズ


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 先日から、ブログの右側にクリエイティブコモンズのアイコンが入りました。

 クリエイティブコモンズ、以前にも取り上げたことがあるのですが、詳しいことはサイトを見て下さい。まあ、私が書いた文章にどれほどの価値があるかはわかりませんが、商業利用以外はどのようにつかってもいいですよということを意思表示しました。

 このマーク、池田信夫さんのblogにあったものですから、私も真似してみました。池田先生のブログ、勉強になります。全面的・・・とはいきませんが、かなり納得できるブログです。

2008年01月26日

いやはや・・・、ある意味納得


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 ちょっとブログ回りをして、面白いというかさもありなんというか、すごいエントリーを見つけました。「中国の掲示板」というブログです。このブログ、どうも筆者は中国に住んでいるようで、中国の掲示板を翻訳して紹介しているようです。サブタイトルには「中国の掲示板から愉快なスレッドを選び、それを日本語に翻訳して紹介しておるぞ。」とあります。

 で、やっぱり中国だよorzと思わせるエントリーが『中国式テレビインタビュー』です。元ネタとなっているのはyahoo中国の掲示板です。
 言論統制している国ですから、ある程度は予想できたのですけどね。都合の悪いところを編集してるんだと思っていたのですが、最初からせりふが決まっているようですね。

 こういう国と付き合っていなくては行けないというのもなんだかなぁと思います。でもそういう現実をきちんと分かって、ではどうするかを考えていかなければいけないんですね。

2008年05月15日

なんかどっちもどっちのような

 ひさびさに「痛いニュース」から。『“ポール・マッカートニーがトヨタに激怒!” 環境保護のためにレクサスを船便で注文するも、空輸される』というエントリーなんですけどね。いや~、なんかどっちもどっちのような気がするのは私だけなんでしょうかね。

 船便で注文したのにも関わらずジェット機で輸送されたとしたら、まあある意味契約違反ですから、マッカートニーが怒るのも当たり前。でもその前段階で1,700万円のレクサスを買うことで環境保護になるんでしょうかね!?。二酸化炭素(CO2)が地球温暖化の原因と真面目に思ってるんでしょうか?。

 池田先生のブログ(これこれ)を読んでみると、どうも「地球温暖化」ではないような気もしてきます。どうもアングロサクソン(?)は極端から極端に走るようですし、理論的なことよりも感情を優先しているみたいですしね。

 一番環境にいいのは車に乗らないことです。私の場合は体調管理のほうが強いのですが、自転車を使うことで車に乗る時間が減っています。ガソリン代は安くなるし、窒素酸化物などの有害物質の放出量も微々たるものですが着実に減っています。
 まあ、ポール・マッカートニーみたいな有名人が自転車やバスに乗るということは別の面(パパラッチとかね)で大変なことになってしまう可能性が高いんですけどね。



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2008年05月29日

泥のように働く・・・!?

 池田先生のブログで『10年は泥のように働け』というエントリーを見つけました。これは「IPA主催による、IT業界の重鎮と学生の対話集会」での「IPAの西垣浩司理事長」の言葉だそうです。
 元NECの社長さんの言葉は違いますねぇ。まずもって「泥のように働く」ってどういう意味なんでしょうね。「眠る」んだったら意味が通じるのですが・・・。多分黙々と仕事をせよということなんでしょうが、10年も黙って働くことなんてできるんですかね!?。ドッグイヤーとも言われているこの業界で、10年も丁稚奉公のように働くなんて実質無理なことなんじゃないでしょうか!?。

 正確には「入社して最初の10年は泥のように働いてもらい、次の10年は徹底的に勉強してもらう」なんだそうですが、これって職人の世界の話かな!?と思ってしまいます。まあ、「IT土方」とも呼ばれるソフトウェア業界ですから、職人とも言えなくはない??かなとも思いますけどね。でも別の見方をすれば、芸術家という面もあるんじゃないのかと思うんですね。

 とにかくIPAの偉いさんがそんなこと言ってるから、ソフトウェア業界に学生が集まらないんじゃなかいとも思ってしまいます。池田先生も書いていますが、この考え方って汎用機の世界だと判らないではないのですが、ネットやPCの世界ではどんどん新しい技術や考え方が出てきますからね。10年前と今を比較すると技術はとんでもなく進んでますから。

 とはいうものの、「10年とは言わんが、3年は下積みやれよ、というレベルの学生が多いのは事実ですけどね。」というコメントも頷ける話です。これは学校教育、特に大学での教育に問題があることも否定できません。非常勤ながら大学で教えている私にとっては自らの首を絞めていることにもつながるのですが。



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2008年06月17日

ガラパゴス日本についての見方

 日経ビジネスオンラインで『iPhoneがうらやむ“ガラパゴス”日本』という記事を見つけました。読んで行くにつれ、ちょっと的はずれなんじゃないか?と思えてきました。コメントもそんな論調が多いようです。

 なんでガラパゴスと言われているのかをこの筆者は理解しているんでしょうか?。

 ガラパゴス日本については池田先生のブログにもちらっと書いてあります(『流動化するブルーカラー、固定化するホワイトカラー』)。引用しますが、

サンフランシスコで開かれているSupernovaという会議に参加している。テーマは「モバイル」で、ノキアから無名のベンチャーまで、いろんな企業がプレゼンテーションをするのだが、日本ではもう商用化しているようなサービスが「イノベーション」として語られるのにはうんざりした。ところが日本の話は、まったく出ない。日本の携帯がいかに「ガラパゴス化」しているかを痛感した。
 興味を引いたのが赤字にしたところです。これは、日経のほうでも同じようなことを書いていますね。

 まあ、なんにせよ、SIMロックだけはなんとかならないもんでしょうか。私はNokiaの携帯を使っているんですが、これってロックがかかっていなければ、世界中で電話を掛けることができるんですよね。まあ海外に出掛けることはあまりないのですが、それでも、年に2・3回くらいは出掛ける場合もありますからね。現地でSIMを交換できれば、非常に便利なんですけど。


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2008年07月07日

コンビニ弁当が売れない らしい

 痛いニュースに『「コンビニ弁当が売れない…」 業界大苦戦の中、セブンイレブンは善戦 』というエントリーを見つけました。
 内容としてはコンビニ弁当の利用者数が2001年の調査と比較して半分近く落ちているとのこと。それについて、2chでの反応とこのブログへのコメントを見てみると、やはりコンビニ弁当は結構不評を買っていることがわかります。
 たかが2chの反応じゃないかとも言えるのですが、この調査自体は「マイボイス」という会社がネットアンケートで調査した結果ですので、信頼が置けないというものではありません。

 痛いニュースのソースはJ-CASTニュースで、そこには消費者離れの原因を次のように書いています。

外食産業総合調査研究センターでは、次のように分析する。

「弁当は、持ち帰り弁当店やスーパー、デパ地下でも売っており、競合が多くなってきたからではないですか。例えば、コンビニでは弁当を温めないといけませんが、持ち帰り弁当店なら温かいままに出せます。また、スーパーなどでは、おいしいお総菜も売っており、こうした影響が出ていると思います」

 でも、本当にそれだけなんでしょうか?。2chや痛いニュースのコメントを見てみると、「高い、美味しくない」という評価が結構出ているような気がします。
 私も昨年まではコンビニ弁当をよく利用していました。どうしても夜遅くまで仕事をする関係上、自宅で夕食をとることができないものですから、なんぞかんぞとコンビニに行ってしまいます。そういう点ではお手軽なんですが、でもメニューが固定されてしまうのと、カロリーが高いんですよ、コンビニ弁当って。一食で一日の標準摂取カロリーの半分位はいってしまうこともあるんです。
 成人男性の場合、一応2,500Kcal と言われていますが、多分日本人の場合はそれは多すぎます。2,000Kcal でも問題ないと思います。でコンビニ弁当一食でへたをすると1,000Kcal近くいく場合もありますからね。私の血糖値が上がった原因の1つにこのコンビニ弁当を食べ過ぎていることがあります。

 ニュースではセブン・イレブンの健闘を書いていますが、これって地域に偏りがあるんじゃないでしょうか。セブン・イレブンがないところもありますからね。

 しかし、ネットでの調査がこれほど進んでいるとは知りませんでした。マイボイスの会社沿革を見てみると非常に興味深いです。今後はこのサイトをもっと活用してみたいですね。



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2008年07月13日

環境問題は政治・宗教運動でないはずなんですが

 池田先生がブログで『地球温暖化詐欺』というエントリーをあげていらっしゃいます。その中に Youtube の動画が貼り付けてあったので8本全部みちゃいました。

 BBCの番組がどこまで真実を伝えているのかはわかりませんが、環境問題が科学的な問題ではなく、政治や宗教運動になっていまっていることはわかりました。これって捕鯨問題とまったく同じ構図のような気がします。

 環境問題全般で考えると、そりゃ誰だって「環境破壊はいけない」と言いますよね。でもそれだけで全ての環境保護運動にOKサインを出すのは間違っています。環境保護運動の中には、科学的根拠を無視して自説を大声で言い、莫大なお金をぶんどっているおかしな輩もいるわけなんですね。
 これってグリーンピースそのものじゃないか!?。

 政治力で反対意見を押さえ込むのは間違ってます。私たちはそういう政治家に騙されることなく、きちんと調べないといけない時代になってきています。
 番組の最後にはアフリカの現状を報告しています。これを見るとアメリカ・ヨーロッパのエゴイズムが見えてきます。この根底にあるのはやはり宗教なんでしょうか!?。もしそうだったら、論理で攻めても捕鯨問題と同じでなんともならないんでしょうね。
 なんだかいやな時代です。こういうときに日本の政治家はなにをやっていることやら。



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2009年01月04日

雇用の流動性

 昼からMTのテンプレートをいじくっていたら、何故か再構築時にエラーが出てしまい、「???」な状況です。

 で、頭を冷やすついでに、いつものブログ巡りをしていると、池田先生が面白いことを書いてらっしゃいます。それが『奴隷制の効率性』というエントリー。そのフォロー記事として『人権という迷信』です。斜め読みだと「えっ、そんなアホな」とも思えるのですが、じっくり読んでみると結構納得できる話です。

 極論・暴論になってしまいますが、野球やサッカーにおける労働契約みたいなものにすれば、雇用の流動性が高まり、派遣・期間工切りという馬鹿馬鹿しいマスコミや野党・労働組合の横やりをなくすことができるということですね。さすがにいらなくなったから「あんたは首」となるのは難しいのですが、トレードやレンタルというものがきちんとすれば、まともに機能するかも知れません。まあ実現はかなり難しいとは思いますが。そういうことになれば、いわゆる「人権屋」が出てくるでしょうから。

 派遣村なんていうバカなことをやっている連中には理解できないかも知れませんね。



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2009年01月12日

セキュリティ ショートケーススタディ

 アルファルファモザイクというサイトで『IDとパスワード知ってたら誰でもログインできるって危険なんじゃないの?』というエントリーを見つけました。

 どこかで読んだような気もする(いわゆるコピペ)のですが、クライアントを含めケーススタディとして取り上げることができるのではないかと。このエントリーだけだと前提条件が少なすぎて議論がとんでもない方向に飛んでしまいますが。
 前書きとして例えば、「システム開発部長であるにもかかわらず、何も理解できていない部長」とあれば、ダメな部長の話になります。ところが「長年システム開発に従事しており、部内で認められている部長」であれば、協力会社社員のコミュニケーション能力の話になります(まあ、進捗会議でそんな話を振る部長にも問題がありますけど)。

 セキュリティにのみターゲットを絞ると
 ・部長が言っているIDとパスワードだけでは問題がある
ことは判らないではありません。もっと対策を練る必要があるのは間違いない。問題はどこまでセキュリティを高めるために費用を掛けることができるかになるかと。この費用はシステム構築費用だけではなく、社員のリテラシーやセキュリティ意識を高めるための費用も含むことになります。
 経営陣や管理職は、コストを抑えつつもシステム側にセキュリティを高めるように求めることが多いような気がします。そりゃ、システム構築費用が安くなればなるほどありがたいと思うのは当然です。でもいくらシステムにセキュリティ対策を施しても、操作する側である「人の意識」を変えない限りはリスクは低くなりません。
 パスワードを意味のない文字列にしたところで、IDとパスワードを書いた付箋をディスプレイに貼ってあれば意味がない。社員に「そんなものは貼るな。守れないやつは解雇」ぐらいは言っておかないと。セキュリティの一番大きな穴は実は「人」なんです。

 話を元に戻して、ケーススタディを1つ。
 A社のシステム開発進捗会議。A社システム開発部長の発言。ちなみに前回の会議では
「上のほうから、
 まだ開発が終わらないのか、
 費用が高すぎるんじゃないか、
 セキュリティをしっかりしろと言われてるんだよ。」
と言っていた。
「君たちさ~、ログイン画面でユーザ認証って言うけど、
 IDとパスワード知ってたら誰でもログインできるって事だよね?
 それってどうなの?危険なんじゃないの?」



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2009年01月15日

雇用の流動性 ふたたび

 経済学は難しい。診断士試験で新しく経済学が1次試験の科目に入ったとき、受験機関の講師が集まって勉強会を開催してくれたのですが、そのときに「難しい、こりゃ経済学は教えられない」と再確認しました。
 たびたび書いているのですが、池田先生の話は私にとって非常に難しく、読むだけでも大変。でも一連の雇用問題についての発言に関してはわかりやすいなと感じています。
 先生がCSの桜チャンネルに出演されたときにものが、Youtube に上がっていてそれを教えてくれているブログ(せからしか@blog『共有の賜物』)がありましたので、視聴させてもらいました。

 この放送、池田先生の主張が非常に論理的でわかりやすかったですね。こういうのが地上波で流れるといいんですけどねぇ。
 失業率の改善は景気が良くなることが一番である。
 賃金原資が一定であるならば、「ノンワーキングリッチ」一人分の給料で2人分の比正規労働者を雇うことができる。ところが、正社員を解雇するのは現状ではほぼ無理。だから解雇規制をゆるめることが必要である。ただし、解雇された人が次の職場を得るためのセーフティネットの構築が必要なのだけれど。
 これこそ雇用の流動性の話ですね。次の仕事が見つかりやすければ、別の会社に移ることも難しくない。でも「セカンドチャンス」というものがない、終身雇用制の幻想に浸っている世の中では流動性がめちゃくちゃ低くなってしまう。

 ただ、そのセーフティネットに過剰な期待をするとダメ。同じ賃金で同じような職種を希望しても、そういう職場があるとは限らないんですから。選り好みして、「製造業しかだめ」なんて言っていたらいつまでも仕事は見つからないですよ。



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2009年01月16日

いや、こんなのはダメでしょうに

 今日は岡崎商工会議所の第4回「ITマネジメント研究会」の日で、30分ほどマーケティングの話をしてきました。前回と今回の主題は「WEBマーケティング」、小手先の話よりも本質的な話が必要ということで、4P・4Cやら顧客の細分化の話を中心にしてきました。で担当者からは若干SEOに対してもコメントしてほしいとのことで、一応資料はつけたのですが、時間的に無理があって省略させてもらいました。

 で帰ってきて見つけたのがこのブログ「マスコミでは言えないこと<イザ!支社>」の『SEOが無意味になる。infoseekが示唆する未来』という記事。このエントリーに示してある本家のページ(SEOが無意味になる。infoseekが示唆する未来)を読んでびっくり。
 そこには infoseek や goo で「不動産」と検索したときの1ページ目の1画面にはスポンサーサイトしか見えないとある。リンクがある infoseek はたしかにそうですね。じゃあ goo はどうなんだろうと思って実際にやってみました。たしかに1画面目はスポンサーサイトしか見えませんでした。
 いや~、たしかにこんなんじゃSEOという言葉の意味をなさないですね。SEO対策って頑張って検索結果画面の一ページ目に現れるようにするんですが、結果の最初に出てくるのがすべてスポンサーサイトじゃあねぇ。

 そりゃスポンサーから金をもらって運営している訳ですから、スポンサーに対して最大の配慮をするのは理解できます。でもその結果として、web検索の結果が最初に出ないのであれば、検索サイトとしては失格です。ユーザが離れていく可能性が高い。そうするとスポンサーサイトをクリックする人が減ってくるから、スポンサーとしてはそんな検索サイトにお金を出さなくなる。でサイトの運営が出来なくなる。
 こんなことは誰でも判る話ですよねぇ。一体何を考えているんでしょう。

 大西さんがブログで『デジタル家電で市場の小選挙区化が加速してきたようだ』というエントリーを書いていますが、検索サイトも同じようになっているのかも知れません。やっぱり googleyahoo ですもんね、検索サイトと言えば。



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2009年02月10日

平等?そんなバカな

 痛いニュースで『鳥取県の“平等”教育 「学級委員長は差別」「かけっこの順位は差別」「学芸会の主役は差別」 』というエントリーを見つけました。

 「えっ、うそ!」としか言いようのない記事ですよねぇ、これは。委員長を立てることがなんで差別になるんでしょうか。鳥取の教育委員会って何を考えていたんでしょうねぇ・・・。記事を読む限りでは、「指導」はしていたようなんですが。となると現場の教師が言うことを聞かなかったんですかね?。

 平等という意味をはき違えているし、「差別」という言葉が一人歩きしているようですね。機会(チャンス)はみんな平等にならなければいけませんが、結果が平等になるということはあり得ない。それに、社会に出れば、多かれ少なかれ差別的は言動はあります。また良くも悪くも競争社会ですから、結果がみんな同じになるはずがない。スタートラインは同じでも1年経てば、同期入社でも給料が違ってくることは当たり前。
 普通はそういうのを、テストの点数だとか、かけっことかで覚えていくはずなんですが、「かけっこの順位は差別」って・・・。噂ではそういう学校があると聞いたことがあるのですが、都市伝説なのかとも思っていたんですよねぇ。でも本当にあったんだ・・・。

 この20年の間に学校を卒業した鳥取出身の人って、すごい不幸な学校生活を送ってきたことになりますね。

2009年02月13日

知らないから・・・確かにそうかも知れません

 ブログ巡りをしていたら、面白いエントリーを発見しました。それが宮脇睦さんの「マスコミでは言えないこと<イザ!支社>」の『ドライブレコーダー設置法』です。

 ドライブレコーダー云々は別にして「運転の楽しさもマイカーを持っていることによる利便性を知らないからです。」と書いてあるのですが、非常に納得できる話ではないかと思います。知っていれば、お金を貯めるか、借金してでも買うという行動に出るでしょうからね。ただ購入資金だけでなく、維持費も掛かりますから「欲しくても維持できない」人という存在も無視できないんですけれど。

 以前に「AISAS」という話を書きましたけれど、楽しさや利便性を知らなければ、最初のA(注意)というところにも届かないことになります。だから買わない、買う必要性を見出せないとうことなんでしょうね。
 まあ、利便性は判っていても、自ら運転する必要性を感じない人もいるかも知れません。昔流行った言葉に「アッシー君」というのがありましたが、アッシー君がいれば自ら運転することもないですから。でもそれは「運転することの楽しさ」を知らないということにもなりますから、やはり「知らない」ということはとても大きなことなんですね。

 企業は自社の商品・サービスを知らしめることからマーケティングの第一歩を始めます。でもなかなかそれが難しい。今日ある企業にお邪魔したのですが、タクシーの運転手に地名と会社名を言っても判りませんでした。それは運転手の不勉強ということもあるのですが、企業側のPR不足という面もある訳です。まあ、私自身も「タクシーの運ちゃん、場所わからんかもなぁ」と思っていたのですから、地図をプリントアウトしておけばよかったんですが。

2009年02月15日

アンケート2題

 日本テレビの調査で麻生首相の支持率が9.7%という報道があり、それを痛いニュースで取り上げています『麻生内閣支持率9.7%…日本テレビ世論調査』。これはRDD(Ramdom Digit Dialing)方式で調査したんでしょうね。無作為抽出で電話するんですが、母集団の属性はどうなっているんでしょう。また電話を掛けている時間は?。
 家にある電話を取ることが出来る人たちは男性よりも女性が多いはずですし、若い人たちよりも年齢が上の人のほうが多いはずだと。このあたりはどのように処理しているんでしょう。

 そういう調査に対して反論を書いているのがこのブログ、Media Watch Report の『大マスコミの世論調査と麻生「あげ足とり報道姿勢」』です。このブログでは自分で街頭インタビューもやっています(『♭無手勝流「インタビュー世論調査」を敢行』)。よくマスコミも街頭インタビューをやりますので、それを皮肉っているのかな?とも思える内容でした。

 アンケートって作成者の意図が入っていますから、その結果がそのものずばりとは言えないものです。どうしてもバイアスががかってしまう。それをどう判断するかは読み手次第のはずなんですが、アンケート作成者がある意図を持って選択肢を作ればどうしてもそれに誘導されてしまいます。昔一度だけ政府(だったと思うのですが)が実施するアンケートに答えたことがあるのですが、そのときには選択肢以外の回答を受け付けてくれませんでした。またそのような選択肢がなかった。こういうことを経験していると、そのアンケートってどのくらい信用できるのかと思ってしまいます。

 統計学から言うと、この数値(ここで言うと9.8%)が絶対的なものではないと記憶しています。9.8%±αだったかと。とは言え、私自身もアンケート調査をしてもその誤差をあまり意識していませんが、視聴率やマスコミが実施する世論調査だとこの誤差を意識してしまいます。

 結局のところ、自分でその数値の意味を解釈するしかないという結論になってしまうのですが、なんだかなぁと思ってしまう自分にちょっと情けなさを感じています。

2009年02月27日

あぁ、そういうことなんですね

 何度か書いたのですが、池田先生のブログは難しい。それをかなりかみ砕いて解説してくれているのが大西さんの「大西 宏のマーケティング・エッセンス」にある『日本経済のダメージはなぜ不況の震源地よりも大きいのか』というエントリー。

 今回の経済ダメージにおいて、何故日本のほうが震源地のアメリカよりも大きいのかということについて、池田先生は「外国貿易乗数」という言葉で説明されています。この乗数は簡単な数式なんですが、はっきり言ってよくわからない。これを大西さんはやさしく説明してくれています。
 「部品を国内で調達するのと海外から調達するのでは、完成した製品の輸出が変動したときの波及効果が国内調達しているほうが大きい。」ということなんだと。言われてみればその通りです。だったら海外調達に切り替えればという話になるかというとそんな簡単な話ではないのも事実です。

 大西さんの記事には

さて、日本が再び活力を持つためには、自動車やデジタル家電、工作機械などの輸出が回復するか、基本的には生産性が高く、国際競争力も高い産業を育てるか、今は国際水準から比べて生産性の低いサービス業の生産性を高めるとか、国内消費を伸ばすために所得を上げることになってきます
とあります。輸出回復は日本だけではなんともならないところが多いですから、新産業育成かサービス業の生産性向上しかないようです。
 でもこれって企業努力だけではなんともならないところです。政府がその方針を明確にして、それを後押しする政策が必要です。目の前の政局にだけしか関心がない今の政党ではなんともできそうにありませんし、官僚は自分たちの既得権益しか関心がなさそうです。
 「国家百年の計」とまで言わないにせよ、大局観をきちんと持ってかつリーダーシップを発揮できる政治家が出てこない限り難しいんだろうなと、ちょっと悲観的になってしまいました。

2009年03月12日

レセプトの電子化で考える

 先日、池田先生のブログで『診療報酬をごまかす権利』というエントリーが出ました。
 このエントリとコメントを見て思います、電子化とうのは情報化ではないのだと。情報化はいままでのやりかたを見直すこと、私たちが言っている「業務の見直し」が導入段階で実施するんです。電子化というのは今やっている業務をそのまま情報システム上に構築するだけ。人手でやっている業務(作業)をそのままソフトウェアに置き換えるのって結構大変なんです。だから、実際に作業する人にとって楽になり、かつソフトウェアを作る側も仕様を明確にできるように、業務の見直しをするんです。

 私企業の場合、存続目的は「適正利潤の追求」ですから、無駄なやり方を排除することを考えます。でも役所は「効率性」ということを主目的にしていません。極論ですが、ある意味「非効率性」を追求しているんじゃないかと。
 だからソフトウェアを導入しても人手を削減することもしないし、いままでのやり方を踏襲しようとします。そのため使えないシステムが出来上がる。また作ったソフト代金も膨大なものになってしまう。私企業では考えられないことです。

 でこの「レセプトオンライン」システムを作っているのが某電話会社の子会社なんんですよ。ここって半分官僚みたいなものですから、客の言うことをそのまま聞いて高い費用を請求する会社なんです。又聞きで申し訳ないのですが、ある士業団体の役員からこの会社のやり方を伺うことがありました。コンサルタントとして社員を派遣して1千万円以上請求したとのことで、「えっ、そんなに取るんだ!?」と言っちゃいました。その金額以上の成果が出ればそれもいいんですが、その役員が言うにはまったくそういうことはないようで。

 池田先生はレセプトの電子化に反対するのは医者が診療報酬をごまかすことができなくなるからと書いています。まあそういう面もあるとは思いますけど、厚生労働省の診療報酬決定のシステムというか基準がおかしいというところまでは言及されていません。ここもきちんと書かないとちょっと片手落ちのような気がします。まあそれを言い出すときりがないんでしょうけどね。

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